霜月らしく急に寒さを感じる朝夕となり、薄くなってしまったカレンダーが早かった一年を寒々しく示しています。今年は零余子(むかご)の付きが少ないようです。天候のせいでしょうか。それでも2回は零余子ご飯が炊けそうです。
銀杏も一緒に炊き込みにするのが我が家流の伝統です。これは彩りでも秋を味わえるのですが、本当は零余子単独で、酒を加えた昆布だしで炊くのがいいと私はひそかに思っています。
ともあれ、姑譲りのあるじの好物ご飯です。山の幸への感謝をこめてその雫をいただくとします。
子規の句 ほろほろとぬかごこぼるる垣根かな
献立表に記載のお料理は豪華絢爛だったので、小生は 白いご飯の方が好みと記しました。
御家でムカゴご飯をする時は 最適なお惣菜は???。
イカソーメン+小エビのから揚げ+豆腐の味噌汁+大根の漬物がピッタリコンと考えるが、
如何なもんでしょうか? そうそう、野菜不足がご心配なら、ホーレンソウでも+α。
先日 鯛の子を甘辛く煮付けたが 結果は自己評価で満点でした、これもお奨め。
男子厨房に入らず・・の 格言に逆らって 厚かましく 他所様の台所に闖入。御免。
お料理の話題は 普遍的で一番楽しくなる。好き嫌いをハッキリ言っても トラブルにならない。
デザートには 柿でしょう、先日の写真では美味そうな色でしたね。
ご馳走様。
「厨房男子」は今や大もてです。後期高齢者となった折にも何不自由することもなく、人生を楽しめますからね。
カラスにご馳走を提供するほどの柿です。もう盛りを過ぎましたがそれでも食べ過ぎるほどです。ご近所にも、持ち帰れるだけ存分にお取りくださいとお福分けでした。