雀の手箱

折々の記録と墨彩画

樂美術館

2010年05月15日 | 雀の足跡



 樂美術館は、相国寺から、元気な人なら歩いてもたいした距離ではないところにあるのですが、寺の門を出たところで車が拾えたので、樂美術館で開催中の春期特別展の「樂歴代展」を見て行くことにしました。主な出品作は、
       初代長次郎作 黒樂茶碗   銘 面影
       田中宗慶作  黒樂茶碗   銘 いさらい
       二代常慶作  香炉釉井戸茶碗
       三代道入作  赤樂茶碗   銘 山人
       四代一入作  樵乃絵黒樂茶碗   名 山里
       五代宗入作黒茶碗 
 以下、現在の十五代吉左衛門に至る樂家の450年間を支えてきた歴代当主たちの代表作の茶碗の展示です。
 樂を好む夫が、珍しく立ち寄りを主張してお付き合いしました。私には五代あたりまでの茶碗が好ましく思えました。
 志野や信楽が好みなのですが、使い込まれた古いものには、きりっとした気品があるものもがあり、良いなと足が止まるものものがありました。



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