雀の手箱

折々の記録と墨彩画

過ぎゆく秋

2019年11月26日 | できごと
 リハビリに通う途上、週を追うごとに銀杏の並木が葉を落としてまばらな梢になってゆくのを寂しく眺めています。
 我が家のいろはもみじの紅葉はひどく遅れています。色もくすんで、冴えない姿です。今年は季節の秋をしみじみと感じる期間があまりに短かかったような気がしています。公私ともに事が多かったせいだけではないようです。
 もはや異常気象といえないほどに変貌し、日常となってしまった台風に翻弄され、19号の置き土産に振り回されていましたが、やっと玄関の天井の張替えが始まりました。見苦しいシミがなくなると少しは陋屋もマシになることでしょう。
 工事の邪魔になるものを移動させてすっきり片付いた板敷は、広々として見違える風情です。ものを捨ててしまうことの必要を今更ながら再認識しています。ただ、もう体のほうが気持ちに対応してくれないのが困ったものです。
 カレンダーも心細げに薄い姿を震わせて急き立てるかのようです。









最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。