雀の手箱

折々の記録と墨彩画

初例会

2011年01月15日 | すずめの百踊り
 宮中での歌会始の儀にあわせたわけではないのですが、今年初の例会でした。
 12月は自宅の改修工事のためお休みにしていたので久しぶりの顔合わせでした。
 持参の小品では、蕪に高得点が入り気をよくしたことでした。実のところは紙の手柄なのですが。
 滲みがかなり強い画仙紙で、最初中央に線を入れたとき、失敗したと思ったのですが、気を取り直して描くうち、蕪のふくらみが面白い線で引けたので、最後まで仕上げたものです。
 水仙、牡蠣、南天を、計7枚提出しました。その中から、3点をUPします。









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2 コメント

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筆のさえ ()
2011-01-16 22:54:31
 繊細な線 ちからづよい線 朦朧として豊かで動じない蕪。思いがけない滲みが、本質を呼ぶのですね。

 デフォルメして描かないで見せる すてきです。ご研鑽の証し。意欲的な作品に絵心を誘われました。ありがとうございます。

 
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絵心 (ふくら雀)
2011-01-17 07:45:06
最近は素敵な写真で詩情を表現されることが多い蛙さんに、ささやかながら刺激を提供できたとしたらこの上ないことです。

今まで様々なことに手を出してきましたが、手足がいささか不自由になって、下手な墨彩とお謡いだけになりました。

人様の評価は置いて、自分が老いの日々を楽しめるのは、幸せと思っています。

比較的若い仲間に、手に故障が出るとそんな線が引けるようになるのなら、年をとるのも悪くないと妙な褒められ方?をされました。

自分でも、描けなくなった分野が生じたぶん、吹っ切れたと思うときがあります。
励まし、ありがとうございます。
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