雀の手箱

折々の記録と墨彩画

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2 コメント

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冬眠 ()
2011-12-17 16:43:59
彼等には冬を眠るといふことあり 瓜人
 蛙の仲間は冬眠をきめましたが、ふくら雀さんは冬ごもりのさなかも、制作に余念がありませんね。うれしいです。

「水仙や古鏡の如く花をかゝぐ たかし」
 古鏡は真白に黄色。
 細い葉先もかすかに揺れて。

「干大根人かげのして訪はれけり 多佳子」
 なかなか見られない大根干し、沢庵漬けになさいますか

「実のふけし芙蓉刈らんと今日昨日 碧童」
 去年の実を手にして まだ描かないのを悔やんでいます。褐色のトーン 複雑なあじわい 寄りそう色もたのしい

「寒菊のくれなゐふかく昃(カゲ)りけり 梅の門」 墨の濃淡が美しい 細葉の重なり 風が渡る。ことしも、よい絵をありがとうございました。
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冬を眠る (ふくら雀)
2011-12-18 07:15:17
それぞれに画賛の句をいただきありがとうございます。気まぐれに方向性のないのも今の気分です。
渦高く積るいろは楓を掃き寄せたのはいいのですが、片づけるのが面倒になり、そのまま、あるじがやってくれるのをひそかに期待していますが、腰は重くエアコンの下に陣取って知らん顔です。”林間に酒を温めて紅葉を焼く”風流が許された日を懐かしんでいます。落葉踏む音、その煙の匂いも好きでした。
蕪村のように眠りを楽しむ冬ごもりをしてみたいものです。
片づけねばならない数々を前に罪悪感におののきながらの冬ごもりです。
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