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NO.19  過去世(5) 虐待の過去世 思い出す理由

2024-12-04 22:12:31 | 過去世

過去世を思い出す理由。

それは過去世の自分がどうしても今の私に伝えたいことがあって

あるいは今の私が過去世と繋がっている事柄を腑に落としたくて

思い出す瞬間があるのではないかと思っています。

これは魂のお仕事のような気がします。

 

今の私が、これまでの私を受け入れる心の準備ができた時、

今の私が、過去の私の体験を乗り越えた時、

あるいは過去世の私が今の私に乗り越えてほしいことがある時、

過去世の自分が私に信じてほしいことがある時、

ふっと心の奥深くから浮上するように

その瞬間を思い出す。

 

 

 

「子を虐待する母親だった過去世」

仕事中、袖机に視線を移したときに見たビジョンです。

かわいい2~3歳の男の子が、明らかに泣きはらした顔で一生懸命に笑顔を作り、

私の方をまっすぐに見ていました。

瞬間に見たビジョンは「泣きはらした男の子が頑張って作り出した笑顔」

 

それを見た瞬間、私はこの子が長男だとわかりました。

顔は違います。

そして…

私が何度も子に向かって手を上げてしまったこと。

それでもお母さんが大好きで愛されたい、息子の感情。

その息子の気持ちが痛いほどわかり、

愛しているのに、どうにもやるせなく自分自身が憎らしく、

また、そのやるせなさを子にぶつけようとするのを何とか抑える私。

なんて表現したら良いのかわからない本当にどうしようもない私の感情。

時は昭和初期、何か懐かしい感じの服。

それらを一瞬に思い出したのです。

 

 

ああ、そうだったのか…

実は私は、長男との間に心の距離を感じていました。

大人になってから、長男は次男に話しかけることもありませんでした。

弟が産まれた後、弟と差を付けないようにと気を使いすぎたからだろうか?

自立を促したくて、中学生になってから叱るのをやめたからだろうか

何を間違えてしまったんだろう?

ずっとそのように思っていたんですね。

長男は高校を卒業してすぐ、就職して独立していきました。

この過去世を思い出したのは、息子の手が離れてからです。

そうだったのか…

仕事中にも関わらず涙がこみ上げてきました。

その後、当時の長男と私を思い出し、心の中で抱きしめました。

ごめんね、ありがとう、きっと大丈夫だからと。

そして、とても深く癒されました。

きっと過去世の長男は、お母さん(今世の私)のせいじゃないんだよと

伝えたかったのだと思います。

 

その後のことです。

仲良しの親子とまではいきませんけれど、

長男に気を遣うことがなくなり、少し自然な関係に変わりました。

それから、まったく会話をしなかった長男と次男でしたが、

正月に帰省した時に長男が次男の部屋に入って何か会話をしていました。

これはとても嬉しい驚きでした!が、それは次男も同様だったみたいです。

次男は嬉しいというよりは少し気味悪がっている風でしたが笑

 

 

 

過去世を思い出すとき、それは今世に伝えたいメッセージがあると思うのです。

または

何か、トリガーがある。

そんな気がしています。

 

現時点では故意に思い出すことができずにいますけれど。

おそらく、

私が心の器を大きく持つことができたなら、受け入れられる自分に成長したなら、

きっと、過去世の私も心を許して

もっとお話ししてくれる時が来るのではないかな?

 

 

思い出そうと瞑想したこともあれば、

占い師さんに頼ったこともあり、

ヒプノセラピーを試そうと動画の誘導瞑想に頼ったこともあります。

それでも思い出せなかったので、

ヒプノセラピストを検索していつか体験してみようと思ったこともありました。

 

 

でも、やっぱり自分で思い出したいんですよね。

ですので、彼女たち、あるいは彼らが

(わたしは女性であった過去世しか思い出したことがありません)

心を開いて語り掛けてくれる、

そんな自分に成長していこうと思います。

 

実はこんなことがあったんだよ、

こんな嬉しいこともあったんだよ、

こんなつらい体験もあったんだよって。

安心して語り掛けてくれる自分になりたいなと、

そんな風に今は思っています。

 

 

成長ってなんでしょう?

深く共感し、ただただ受け入れること

受け入れた私がより深くなっていくこと

そのように今は感じています。

精神性の高い人になりたいと、思っていました。

今もそれはそうですが…深い人

そうですね、深い人になりたいなって思いますね。

 

 

 

自らの心の声と、直感、感じるエネルギー、

自分の体験と、自然と宇宙と

持ち物はそれだけで

今世、私はどこまで歩いて行けるだろうか?

来世の私へ人生を渡すとき

少しでも成長できているだろうか?

 

 

 


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