すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

あっという間の二日間

2013-03-18 21:19:59 | ひとりごと
 土曜日のお昼頃に出発して、旦那様の(この呼び方も何だか落ち着かないので、いずれ呼称を考えなきゃ)自宅に向かった。時間の関係で行きはJRを使い、帰りは高速バスにした。
 今月彼の仕事に連休がなかったので、土曜日の昼の仕事が終わる頃に行って、家族と過ごしたら、夜仕事に送り出し、日曜の昼デートしようと思っていた。けれど、何とか後任の人の仕事の目処が立ったので、土曜の夜中の仕事はお休みにしてくれた。
 夕方彼に迎えに来てもらい、ちょっぴり寄り道。近くで私の大好きな「ギャベ」(チベットやイランの遊牧民の手織りの絨毯)の展示会があったのだ。
 十分高いと分かっていても、さすがに素晴らしい作品が並んでおり、中には新車が買えるような物まであった。二人で
 「いつか買える様になりたいね。」
と話していたら、
 「100年持つお品ですが、将来的に数年もつよりも、出来るだけ早く買って使っていただいたほうが、結果的には安く付きます。」
ともっともな事を言われた。確かに・・・。今の年齢を考えたら、年取ってようやく手に入れても、金額を消化しきれないうちに死んでしまう・・。
 「今でしょ。」
とCM口調で店員さんが茶化した。
 それでも、これからしばらく無職になる彼と、自分のこれからの収入に自身のない私。後ろ髪引かれつつ「展覧会」の絵を観て帰る気分で後にした。
 少しヨリちゃん母さんを待たせてしまった。その番は次男さん家族は来ておらず、自宅にいる三男さんとお母さんと4人で食事した。
 鍋をつつきながら、アイスワイン(だったかな?凍ったブドウから作るフルーティなワイン)をアペリティフに、ロゼワイン、そしてホワイトホース(ウイスキー)へと4人で飲んだ。
 私もお酒は嫌いなほうではないが(というか好きだが)、ご家族みんな強い。まあ、私が好きなだけで強くないだけなのだが、私一人がいい感じに(あくまで本人はいい感じだと思っているが)酔っていた。覚えているし、暴れても無いので念のため。
 朝はゆっくりめに起きて、朝昼兼用の食事を自宅でご馳走になった。山芋のふわふわ焼きは最高に美味しかった。山芋に卵やだし汁が入ったものに、タコやねぎを入れて焼く。最後に紅しょうがとマヨネーズをトッピング。
 キヨちゃんからお土産を託って行ったのだが、帰りには藁しべ長者よろしく、持ちきれないほどのお土産をいただいてしまった。
 あんなに待ち遠しかったのに、距離があるから彼とは13時半には別れた。前回は大阪まで送ってくれたが、見送った後の帰り道があまりに切ないからと、今回は地元での分かれとなった。だんだん無口になる私に、分かってるくせに
 「どうしたの?」
と聞く彼。
 「寂しい。」
言わせたかったのかな?
 でも、今回の旅はとても楽しかった。家族になって訪問した事もあるけれど、お母さんや弟さんと飲めた事、お母さんに家族として迎えてもらった事が嬉しかった。
 そしてもうひとつ、次男さんの奥さんから彼を通じてメアドの交換を頼まれた事。戸籍上も義妹だし、歳も若いから十分「妹」だけど、妹と言うほど私は大した「姉」ではない。それでも姉妹が出来るような友人ができるような、嬉しく気恥ずかしい思いがした。
 ヨリちゃん母さん、そして家族の皆様(それぞれのブログ上の呼称が決まってない)これからもよろしくお願いします。

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コメント (4)
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