北海道林道保存会 Forest Road Preservation Society of Hokkaido

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「開放されている林道が実走可能か調査をしている非営利個人」(笑)です!

「煩悩林道2015」vol.21「里平大滝を訪ねて」

2015-07-07 04:02:00 | 日高振興局の林道
(こんにちは)
(みんなでがんばりましょう)
(良い暮らし)

参上
参上「疫病完全退散」

「煩悩林道2015」vol.21「里平大滝を訪ねて」

国有林林道 「里平林道」
走行日:2015/07/05
場 所:日高町
延 長:3,500m
路 面:砂利
熊指数:98


昔から気になっていた秘滝「里平大滝」を訪ねる機会が訪れました!

目指すは「ここ



健脚の登山者の方は単独で行かれた方もいらっしゃるようですが我々素人は熊対策の為大人数での
探索です。
今回は7台、子ども達を含め総勢11名でのアタックとなりました!




集合場所から一路「里平林道」入口を目指します。




ゲート前に到着です。
昨年秋に下見をした時は林道は開放されていましたが、今は林内で造材作業が行われているので
ゲート閉鎖されています。




という訳で今回は事前に「入林申請」をして入林許可をもらっています。




0.5km地点




1.0km地点




1.5km地点




2.0km地点




2.5km地点




3.0km地点の広場には集材された木材の山が出来ていました。




3.5km地点。
現在の林道終点です。
台風被害で林道が決壊する前はもう少し先まで道が在りました。
各自装備の準備をします。




ここから先は徒歩での探索です。
獣道のような踏み跡を進みます。




険しい道程になる予感がします。




昨年林道終点から遠望した「里平大滝」看板が近づいて来ました。




看板を過ぎたら少し草むらを漕ぎます。
定期的にホイッスルを吹きながら進みます。




基本的に河原歩きの区間がほとんどですがこの辺りは川から少し上の踏み跡を進みます。




河原に降ります。
ここで気が付きます、多人数なので油断していたせいで「熊除けスプレー&鈴&爆竹」の三点セットを
車に忘れて来た事を!




ここから先は徒渉の連続となります。




最初の頃は楽しんで川を渡ってますが・・・(笑)




昔生き物だった方々の骨も各所に落ちています。




ちょっと開けた所は堆積している砂利も細かくて歩きやすいのですが!




狭路区間は歩きにくくなかなか思うように足取りが進みません。




落石に注意しながら河辺を進みます。
今回のツアーの提案者はわたくしですが、皆さんもっとお気楽に考えていたようで折角GPSを持っている
メンバーも持って来るのを忘れるなど、正確な現在位置が判らないまま地図とにらめっこしながらの
探索となっています。




そんな時ふと左手の沢から滝が、まさかコレ?違いますね。
地図では林道終点から三つの二股を通過してから滝が在るはずです。




まずは三つ目の二股を目指して進みます。




山側の側面から暗渠配管が出ていました。
昔ここに道が在った痕跡ですね。




同じような景色が続きます。




ここにも小さな滝が流れ落ちて来ています。




最初の二股かと思いきや左は涸れ沢でした。




やっと二つ目の二股のようです。




ここは左股に進みます。




ここは沢チックな感じで涼しげです。




まだ二つ目の分岐を通過した時点で表情に疲労の色が見えて来ました!




前方に小滝です、左から巻いて迂回します。




迂回中、この頃には慣れて熊は気になりません(笑)




巨岩が!
水の力って凄いですねぇ!
この岩の上には訪問者が積んだケルンが在りました。




ここで川の水が伏流水となって一気に減水しています。
全員の体力もかなり消耗してここで長い休憩を取ります。
右手の一段高い平な部分の先端まで行ってその先の状況を偵察してみます。




三つ目の二股はまだ見えず、ここで今回のアタックは断念する事にします。




登って来た方向を観ます。




また来てやるぞ!
と山の老木に誓ったのでした。




少し古いですが熊の糞です。
観察してみるとこの季節食べているのはフキのようですね!




「林班界」の標識が脇に在ったのでここにも作業道が在った痕跡です。




大崩落跡




下山途中、小さな滝で小休止しましょう。




近くまで行ってみます。




子ども達は元気だわ!




看板地点まで戻って来ました。




やっと駐車地点に帰還しました。




昼食を摂ってしばらく休みます。




休憩中に息子がなにやら写真を撮ってましたので!




車内インパネ。












すべて俺には無い感性ですな(笑)




解散は「美々川」のカヌーポート広場で解散です。




確か「美々川」には四ヶ所のカヌーポートが整備されているはずです。




橋の下に何か居ますねぇ!




上空を旅客機が轟音を立てて飛んで行きます。




橋の下の住人がこちらにやって来ました!
TKS氏曰く「保険の勧誘か!」(笑)




コブハクチョウの親子です。




直ぐ近くまで来ます。




そして「何かよこせ」アピールです!




ヒナ達はまだ産毛に覆われています。




親鳥が人に近づくので子ども達も平気でやって来ます。




本当はよろしくないのですがパンの切れ端を与えます。
親子の境に落ちたパンを親は食べずに子どもに食べさせます。




しばらく白鳥達と遊んで解散となりました。




※JCJ北海道支部HP記事は「こちら



◆(↓)私が所属している「JCJ」を知っていただく資料のリンク

 〇JCJって何モノ?

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(また会いましょう)

ウクライナに平和を!
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6 コメント

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Unknown (ふじ)
2015-07-07 06:01:31
おはようございます。

私も行きたかったなぁとイジイジしてたのですが、私の体力だと参加してたら皆さんに迷惑かけてたと思います。
山の掟により、見捨てられ今頃はプーさんの栄養源に、、、 (T_T)
リベンジ開催まで体力作りしないとダメですね。

TKSさんのナイスボケに朝から笑わしてもらいました(^^)
返信する
Unknown (TKS)
2015-07-07 07:19:03
こんにちは!
イヤイヤなかなかハードな道のりでしたが楽しかったですね♪体はクタクタだったのですが濃い空の青と
山の緑の中に居たせいか凄くリフレッシュ出来ました!11と違い私の伸びない脚も意外と使えるのでは!?
と思いました(笑)
返信する
ふじさん (ぽんた)
2015-07-07 08:03:46
今回は参加出来ず残念でしたが必ずやリベンジしますので!
返信する
TKSさん (ぽんた)
2015-07-07 08:05:58
お疲れ様でした!
疲れたけど何だか心地よい疲れでした。
これが登山系の魅力なのかな?
リベンジしましょうね!
返信する
ありがとうございました! (うっき)
2015-07-08 00:24:55
とても楽しかった~!
目的地に到達できないのも探検ならではで、次また行く楽しみができました!
息子は川下りが一番楽しかった、と大変喜んでいました。
返信する
うっきさん (ぽんた)
2015-07-08 23:26:25
お疲れ様でした!
子ども達が一番元気でしたねぇ!
大人達はゴールの見えない登山?で心が折れてしまいましたからねぇ!(笑)
返信する

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