『オトメ文庫 ふたりの休日』(香月ユウ・著)
◇◆作品紹介◆◇
年下の彼女は派遣社員として私が働く会社に入ってきた。ランチを一緒に食べたりしているうちに気が合い、映画の試写会に誘った日、レストランでワインで乾杯。『これってデートみたい』私はドキドキしていた。彼女に会いたくて、会社に行っていたある日、今月で契約期間が終了、職場が変わるというメールが……ところが週末、思いがけず彼女が私の部屋に来ることに! 頭の中はパニック、でもウレシイよぉ!
◇◆CONTENTS◆◇
退屈な週末
これって恋!?
勇気を出して
彼女がウチに来る!?
どうしよう?
いつもの道が違って見える
ケーキのように甘く?
はじめてのキス
溶けそうな感覚
裸になって
洗いっこ
ヘンな気分
バスルームを出てから(1)
バスルームを出てから(2)
由佳からのお返し
ふたりの熱い夜
◇◆チョット読む◆◇
退屈な週末
「あ~ぁ、つまんなぁい」
ベッドに仰向けに寝ころびながら、わざと大声で言ってみた。週末だというのに、まったく何の予定もない。こういう日に限って、外は見事に晴れ渡っていて、窓から射し込む日射しは、こんな自分をあざ笑っているかのようだ。
「誰か遊んでくれないかなぁー。でも、いきなり電話するのもイヤだし」
社会人になって3年目――。最近、短大のときの友達もみんな忙しそうだし、急に誘っても断られるのがオチだろう。特に用事もないのに電話なんかして、よっぽど寂しいのではないかと思われるのもシャクだ。だったら、ひとりでおとなしくビデオでも見て過ごした方がいいような気もする。
「彼女はこんな日、何をしているんだろう?」
ふと、由佳のことが気になった。華奢《きゃしゃ》な体つき、小さな手、少し幼いしぐさ、よく通る声……。彼女の笑顔を見ると、なぜかやさしい気持ちになれる。母性本能をくすぐられるっていうのは、こういう感じかもしれない。彼女の姿を思い浮かべていると、なんだか無性に会いたくなってしまった。どうしてだろう? 彼女のことがたまらなく気になってしまう。こういう気持ちって、まるで中学生の頃の片思いみたいだ。でも、女の子のことをこんな風に思ったことなんて、今までなかったのに……。
これって恋!?
初めて会った時から、どこか彼女は特別だった。彼女とは、まだ出会ってから3ヶ月くらいしか経っていない。私が勤めている会社の同じ部署に、派遣社員として入ってきたのが由佳だった。年は私よりもひとつ下。何度かランチを一緒に食べに行ったりしているうちに気が合って、携帯の番号とメールアドレスを交換した。お互いに映画が好きだということが分かって、1ヶ月ほど前には、インターネットのサイトで当てた映画の試写会に、由佳を誘った。社内でメールのやりとりをして、仕事帰りに待ち合わせをして、地下鉄で銀座の会場に行った。試写会の後には、イタリアンレストランに入って、グラスワインで乾杯した。
<なんか、これってデートみたい>
声には出さなかったが、私はドキドキしながら、おいしそうにピザを頬張る由佳を見つめていた。そして、気がついてしまった。自分が彼女に恋をしていることに。
だが先日、由佳からショックなメールが届いた。彼女は今月いっぱいで契約期間が終了し、また別の職場に移ってしまうというのだ。
最近の私は、由佳に会いたくて、会社に行っていたような気がする。
「彼女がいなくなったら、会社に行く楽しみがなくなっちゃうよぉ」
あぁ、由佳に会いたい!
※続きは製品版でお楽しみください。
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スイーツ文庫もよろしく☆彡
編集さぎょう担当
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年下の彼女は派遣社員として私が働く会社に入ってきた。ランチを一緒に食べたりしているうちに気が合い、映画の試写会に誘った日、レストランでワインで乾杯。『これってデートみたい』私はドキドキしていた。彼女に会いたくて、会社に行っていたある日、今月で契約期間が終了、職場が変わるというメールが……ところが週末、思いがけず彼女が私の部屋に来ることに! 頭の中はパニック、でもウレシイよぉ!
◇◆CONTENTS◆◇
退屈な週末
これって恋!?
勇気を出して
彼女がウチに来る!?
どうしよう?
いつもの道が違って見える
ケーキのように甘く?
はじめてのキス
溶けそうな感覚
裸になって
洗いっこ
ヘンな気分
バスルームを出てから(1)
バスルームを出てから(2)
由佳からのお返し
ふたりの熱い夜
◇◆チョット読む◆◇
退屈な週末
「あ~ぁ、つまんなぁい」
ベッドに仰向けに寝ころびながら、わざと大声で言ってみた。週末だというのに、まったく何の予定もない。こういう日に限って、外は見事に晴れ渡っていて、窓から射し込む日射しは、こんな自分をあざ笑っているかのようだ。
「誰か遊んでくれないかなぁー。でも、いきなり電話するのもイヤだし」
社会人になって3年目――。最近、短大のときの友達もみんな忙しそうだし、急に誘っても断られるのがオチだろう。特に用事もないのに電話なんかして、よっぽど寂しいのではないかと思われるのもシャクだ。だったら、ひとりでおとなしくビデオでも見て過ごした方がいいような気もする。
「彼女はこんな日、何をしているんだろう?」
ふと、由佳のことが気になった。華奢《きゃしゃ》な体つき、小さな手、少し幼いしぐさ、よく通る声……。彼女の笑顔を見ると、なぜかやさしい気持ちになれる。母性本能をくすぐられるっていうのは、こういう感じかもしれない。彼女の姿を思い浮かべていると、なんだか無性に会いたくなってしまった。どうしてだろう? 彼女のことがたまらなく気になってしまう。こういう気持ちって、まるで中学生の頃の片思いみたいだ。でも、女の子のことをこんな風に思ったことなんて、今までなかったのに……。
これって恋!?
初めて会った時から、どこか彼女は特別だった。彼女とは、まだ出会ってから3ヶ月くらいしか経っていない。私が勤めている会社の同じ部署に、派遣社員として入ってきたのが由佳だった。年は私よりもひとつ下。何度かランチを一緒に食べに行ったりしているうちに気が合って、携帯の番号とメールアドレスを交換した。お互いに映画が好きだということが分かって、1ヶ月ほど前には、インターネットのサイトで当てた映画の試写会に、由佳を誘った。社内でメールのやりとりをして、仕事帰りに待ち合わせをして、地下鉄で銀座の会場に行った。試写会の後には、イタリアンレストランに入って、グラスワインで乾杯した。
<なんか、これってデートみたい>
声には出さなかったが、私はドキドキしながら、おいしそうにピザを頬張る由佳を見つめていた。そして、気がついてしまった。自分が彼女に恋をしていることに。
だが先日、由佳からショックなメールが届いた。彼女は今月いっぱいで契約期間が終了し、また別の職場に移ってしまうというのだ。
最近の私は、由佳に会いたくて、会社に行っていたような気がする。
「彼女がいなくなったら、会社に行く楽しみがなくなっちゃうよぉ」
あぁ、由佳に会いたい!
※続きは製品版でお楽しみください。
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