『借りぐらしのアリエッティ』

レディースデー。映画（ハシゴ）鑑賞２本目。
『インセプション』は第１回目の上映だったせいもあり、座席に余裕。
しかぁし！こちらは大行列。さすが夏休み。さすがジブリ。

　『　借りぐらしのアリエッティ　』

「普遍的」な作品、だと思う。
ジブリの目指すところの、時の流れに決して流されない、普遍的な作品。
それは同時に、物足りなさを覚える人もいるかも知れないということ。
ただ、映画が終わった後、「あれからどうなった」とかって思いを馳せることは十分に可能。
観る者に想像の余地を残す・・・それは上質な作品にしかできない芸当だと、私は思う。

子供の頃の忘れえぬ記憶と、もしかしたら恋に似た想い。
夏休みに子供を連れて観に行く映画としては、超一級品。
つまりは「安全な映画」。

ただ、上映に先立って照明が落ちただけで泣く年齢の子供を連れてくるのは、どーかと思うけどね。

アリエッティ役で声優初挑戦した志田未来さん。
彼女は・・・やっぱスゴイね。
恐るべき１０代という言葉は、彼女や成海璃子さんに向けられるべき言葉だと私は思う。
この２人、現在共に１７歳。セントラル出身ときてる。うわぉ。

個人的には、アリエッティの父親・ポッドを演じた三浦友和さんの演技がツボ！
ただ一言、見事！