ゆ ず 茶 庵 Blog

バンドウユミ  Private Blog
  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

自転車って

2017-05-21 08:33:10 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
都バスが自転車に接触…急ブレーキで乗客10人けが、1人が骨折で重傷か 東京・江東

これって、バスの側の過失になるの?
注意義務はもちろんあるけど、自転車にだって同じくあるよ。
車道から歩道に上がるためにったって、何の前触れもなく急に止まったら反応できない場合だってあると思う。
この自転車の人が「ながら」をしてなかったかどうかも気になるところ。
だって周りの音に対して無神経すぎるもの。

自転車って治外法権の乗り物じゃない。
本来なら日常に便利なものほど、ルールやモラルは反映される。

一向になくならない右側走行、傘差し・イヤホン・スマホの「ながら」。
ホント徹底的にやっちゃってくださいって真剣に思う。

でじる

2017-05-20 08:23:25 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
昨日ツイートした「でじるしょうゆ」。

あれ、実は一緒にランチしてたダンナさんには聞こえていなかったみたいで。
お会計済ませてお店からある程度離れてから噴き出した私に怪訝そうな顔してました。

説明したら、ダンナさん曰く「響きが日本語っぽくないねぇ」と。
んで『 でじるコパスタ 』 ← バジルコパスタ だとか安定のギャグを延々とかましてくれました。

リアルタイムで吹き出したら大変だったろうなー・・・
でも一番思ったのは「彼女スルー!?」



ランチで入ったお店、数種類のつけだれがあったんですね。
隣の席のカップルの彼氏が彼女に説明して「でじるしょうゆ」と。
もうおわかりですね。正解は 出汁(だし)

『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展』

2017-05-18 08:05:05 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
タイトルを同じくする作品は多い。
でも間違いなく、この「ブリューゲル前」と「後」では違うのだ。

 『 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 』

≪ノアの方舟≫の後、手に入れた様々な技術を用い、人間は高い塔を建て神の領域に迫ろうとする。

「皆、一つの言葉で話しているから、このようなことをし始めたのだ。
 彼らの言葉を混乱させ、互いの言葉が聞き分けられぬようにしてしまおう」(創世記11章より)

地上から上昇するエネルギーそのままに螺旋形をとりそびえ立つ巨大な塔。
そこに暮らす人々の営み。自然。
そして近づく不穏な雲。

サイズとしてはあくまでも普通の油彩画。
異質で異常なのは、その中に凝縮されたとんでもない質量。精度。
肉眼がCGとほぼ同一。やーとんでもないです、これ。



とにかくこの展示に尽きると言っても過言ではない本展ですが、そこに至るまでの順路の構成の仕方が見事。
殆ど作者不詳の「16世紀ネーデルランドの彫刻」と単純な宗教画。
宗教画でありながら、背景に寓意を盛り込む ヒエロニムス・ボス の出現。
主題と風景の関係性が逆転する ヨヒアム・パティニール の出現。
そしてそれらの影響を大きく受け、さまざまな要素がミックスされた「第2のボス」ピーテル・ブリューゲル1世へ。

・・・冒頭、宗教画のコーナーで「進撃の巨人」を思い出したのは私だけじゃないと思いたい(切実


実物、さすがに細かすぎて目が疲れます。いやこれホント。
そこを東京藝術大学COI拠点複製原画「バベルの塔」コーナーが、見事にアシストしてくれてます。
なので例えば、実物 → 複製原画 → 3DCG映像シアター(約7分30秒) → 実物 とかの順番で見ると相互補完可能かもです(私見)。

ちなみに

東京藝術大学 Art & Science LAB. 1Fエントランスギャラリーでは「Study of BABEL」が開催中とのこと。
これは近日中に行ってこようと思ってます。入場無料だって(月曜除く7/2迄)。

 号外出てた。

 都美術館カレンダーも「バベル」。

エントランス横ホワイエにて、大友克洋氏による新作『INSIDE BABEL』が公開中です。
こちらもお見逃しなきよう。

東京での公開は7/2まで。その後巡回、大阪・国立国際美術館にて7/18~10/15とのことです。
会期終了間近になると駆け込み鑑賞で必ず大混雑するので、興味のある方は早めに行った方が良いかも。


 

公式マスコットの「タラ夫」。スネ毛が・・・・・・。

思案どころ

2017-05-16 07:48:05 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
新62円はがきと切手、販売開始…6月に値上げ

そもそもハガキを出す機会自体がめっきり減ってはいるのだけれども。
それでも手元にある分は、不足金額分の切手を貼って、即使えるようにはしてあった。
・・・また貼る切手が増えるんだー・・・。

年賀はがきが据え置きなのは有難いけどさ。

『 特別展 没後150年 坂本龍馬 』

2017-05-13 08:22:50 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
能動的に摂りに行かなくても情報は溢れて勝手に入ってくる。
私にとっての「坂本龍馬」は、そんな感じ。
だから、知ってるようで実はそんなに知らない。

 『 特別展 没後150年 坂本龍馬 』

平日昼下がりの江戸東京博物館。東京は28℃を記録。
ロビーはうたた寝中のおじいちゃんおばあちゃんがいっぱい・・・涼しいもんねぇ(苦笑
それを尻目に特別展会場へ向かう。もちろん前売買ってある。会場内、さすがに空いててラッキーでした♪

展示されてる資料から明確に浮かび上がるその人物像。人となり。
乙女さんというお姉さんがいたというのだけは知ってたけど、五人兄弟の末っ子で長兄とは20歳も歳の差があるとか。
末っ子だってのだけはイメージ的にはっきり持ってたけど、うん。やっぱ確かに末っ子だこの人。

私のお目当ては「刀 銘 吉行 坂本龍馬佩用」、つまり「陸奥守吉行」。
この刀、断定されたのが実は一昨年。
一見反りのない直刀・直刃。
1913年の釧路大火で罹災し変形、反りが失われたのだという。
研ぎなおされた際に本来の刃文も損なわれ、そのため「吉行の作風と異なる」と懐疑的な見方をされていたのだそうで。
それが断定されたのは、2015年に京都国立博物館の学芸員さんの指摘によって。
曰く「刀身にうっすらと別の刃文が見える」。それが ≪ 拳形丁子 ≫。
・・・Vixenの単眼鏡、買ってホント良かった。そして持ってってて良かった。
「あ、多分これを言ってるんだ」っての、見ることができました。

他には1868年のパークス襲撃事件に実際に使用された日本刀も展示されてました。
パークス公を襲撃した林田貞堅が所持していた「刀 銘 兼元」、そして公を護衛し応戦した中井 弘が所持していた「刀 無銘」。
この二振り、刃こぼれがそれぞれ数ヶ所! 実際の戦闘の痕が生々しく残っています。
その因縁の二振りが並んで展示されてるという皮肉。
「刀 銘 兼元 林田貞堅佩用」は目釘穴が3ヶ所。つまり磨り上げ物ですね。元は大太刀とかなのかな。


そうそう、龍馬と言えば拳銃のイメージですが、これも展示されてます。スミス&ウェッソンの「回転式弾倉拳銃」ね。



・・・うん。なんで坂本龍馬がこれほどまでにリスペクトされてるのか、ちょっとだけわかった気がします。
自分の意思で自分の存在意義を見出し、それに向かって突き進んでいける行動力。真っ直ぐ。
既成概念や固定観念、因習や慣習に縛られず、それを壊すことを恐れない。自由。
こういうの、理想としてもできない、どうすればいいのかわからないのが大多数の日本人であるからして。


本展示は展示資料によってかなり細かく日程に違いがある様子。
例えば「京都国立博物館所蔵 重文・梅椿図(血染掛軸)」は5/23~6/4以外だと複製展示だし
「重文・書画貼交屏風(血染屏風)」は6/6~6/18のみの公開。
見たいものによってスケジュールを考えるのもまた一興。
って全部観たい場合は・・・何回行けば良いのかな(笑

5/25~5/28の4日間は「刀剣乱舞DAY」だそうです。激混み必至!

 

 

 チケットホルダー買っちゃった♪

『BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本の50年 これまでとこれから-』

2017-05-12 07:48:35 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
これの最終目的地。足利市立美術館
3月のあの日、たくさんの人が訪れていた場所です。

 『 BIB50周年 ブラティスラヴァ世界絵本原画展-絵本の50年 これまでとこれから- 』

ブラティスラヴァ世界絵本原画展(通称BIB)は、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで2年に1度開催される
世界最大規模の絵本原画コンクールなのだそうで。
2015年に創立50周年。
この展示は「BIB歴代参加作品でたどる<日本の絵本50年>」と「BIB2015参加作品にみる<絵本の今とこれから>」の2部構成でした。

69作家による総勢300点以上の絵本原画と書籍。ものすごい量です。
松本大洋さんの「かないくん」も展示されてました。

絵本は子どものためのものと硬い頭でとらえがちですが、とんでもない。
ものすごいシュールで斬新、かつ実験的でユニーク。
きれいで楽しくてわかりやすいのももちろんありましたが、実はものすごい毒を含んでいるものもあったり。
この展示、絶対大人の方が楽しめると思う。

第2会場を出たところに、好きな作品にシールを貼るってのがありまして。まぁ人気投票ですね。
子供は青、大人は金。
一目瞭然で分かれてるのが何とも言えず面白かったです。


そうなんだよね。
アニメもそうなんだけど、子供だけのものじゃない。
一緒に観る大人の鑑賞にも耐えうるのがデフォルト。






あの日、本当に大勢の人が訪れた場所は、あの日の喧騒がまるで夢のように静かでした。

 

 

「山姥切国広展」(2017.3.4~4.2)は入館者数延べ37820人、展示期間1ヶ月で前年度の1.5倍の入館者数だったそうです。
入館料収入は前年度1年間の9倍強。
経済効果は4億円、とのことです。