困難、試練からの解放 新たな舞台が訪れる 占星術

激動の3月、激動の2023年。

 

2023年は西洋占星術において、とても重要な年です。特に3月は大きな動きが連続して起こる、時代の転換点ともいえる月です。

 

お伝えしたとおり、3月7日、試練の星・土星が約二年半ぶりに移動します。23日には「破壊と再生」の星・冥王星が約16年ぶりに移動。そして、このふたつの大きなできごとに挟まれる形で、西洋占星術的な新年である春分を迎えます。

 

時代が急激に変化していくなか、私たちもそれに合わせて大きく変わらざるを得なくなります。持つべきは、変化を受け入れる意志です。新しい現実を怖がるのではなく、そこに順応していく姿勢がなにより大切なのです。

 

まもなく、大きな節目が訪れます。

 

 

3月7日(火)、土星が魚座に移動。約二年半の困難が終わりを迎え、新たな舞台が訪れる。

 

3月7日、土星が魚座に移動します。

 

土星が星座を移動するのは約二年半ぶりのできごと。それゆえ、すべての人にとって、この土星の大移動はとても大きな意味を持っています。結論からいうと、これによって、二、三年の間、人々が直面してきたそれぞれの困難が終わりを迎え、新たな舞台が訪れるのです。困難の末に大きな成長がもたらされるシグナルといういい方もできるでしょう。

 

土星は成長を促す星。人々に試練や課題を与えることで、大きな成長への道筋をつけてくれる星です。成長とは、過去に築いた土台からさらに高い土台を作り上げていく作業。苦難の末に成し遂げた土台があってこそ、より広い夢やより高い目標を定めることができるのです。そういったことから、土星は過去と未来を繋ぐ星ともいえます。過去、苦しかったこと。それは現在、そして、未来の課題へと一直線に繋がっています。苦しいなかでもがいたことが、今後、みなさんが進む道を作り上げていきます。「なぜ私はこんなに苦しまなければならないのだろう」と思わせるような経験も決して無駄ではなく、必ず未来へと繋がっていくはず。土星はみなさんの苦しみを未来へと繋げる働きをしてくれるのです。

 

3月7日、みなさんは二、三年続いた試練を乗り越えたことになります。すぐには自覚できなくとも、次第にこれまで直面してきた困難がなくなっている、あるいは、別の形に変化していることを実感するでしょう。苦しい時期を乗り越え、みなさんの人生にはすでに確固たる「土台」が築かれています。さらなる高みに向かい、みなさんはここから新しい旅を始めるに違いありません。