4月21日、水星逆行開始!運命と改めて「出会い直す」期間へ。
4月21日午後5時34分、水星が逆行を開始します。水星はそのまま5月15日まで逆行を続けます。
水星はコミュニケーションや言葉、交流などを司る星ですが、逆行することによりこれらの運勢が調整されていきます。日々の運行により積もった淀みを、逆方向に進むことで振り落としていくイメージです。そのため日々のコミュニケーションにちょっとガタガタとした不具合が出てきます。誤解やすれ違い、メールやメッセージの不送信、誤送信。PCやスマホの故障も起こりがちな時です。企画を出したのに見逃された、重要な意見がフワッとスルーされてしまうなど仕事のトラブルもありそうです。
大切なのは、逆行とは運命が正しい方向に進むための調整でありいわば「運命のストレッチ」であると知ることです。ふだん使わない方向に筋肉や関節を伸ばすことで可動域を広げるように、逆行による刺激で運命の巡りを良くするイメージ。だからひとたび逆行を終えると、それ以降はまるでパズルのピースがはまったかのように言葉が巡り始めるはずです。
また、逆行にはもう一つの側面があります。**それは過去に戻るという側面です。**逆方向に進むことで、本来はそうなるべきだったこと、出会うべきだった人、いくべきだった場所などと改めて「出会い直す」ことがあるのです。逆行は運命を本来のレールに戻すための調整期間なのですが、一度過去に戻って改めて正しいレールに人々を乗せる感じなのです。
とかくネガティブに捉えられがちな水星逆行ですが、このようにポジティブな「巻き戻し」というイメージを持つことが大切です。やるべきだった過去をもう一度やり直すための期間であり、その「巻き戻し」のために少々日常がゴタゴタするといった感じで捉えてください。
今回の水星の動きを整理すると、以下の3つの期間に分けることができます。
①4月4日〜4月21日:水星が牡牛座に滞在する期間「新たな形のコミュニケーションが生まれる」
②4月21日〜5月15日:水星が逆行する期間「コミュニケーションの調整が始まる」
③5月15日〜6月11日:逆行を終えた水星が改めて順行する期間「後戻りやトラブルなどを経て①の新たなコミュニケーションがしっかりと形作られる」
水星が逆行の前日に皆既日食が起こり、私たちは運命が反転する「蝕の季節」に突入しています。水星逆行と「蝕の季節が」重なり、予測不能の出来事が起こりやすい緊張感に満ちた期間です。しっかりと目の前の現実とコミュニケーションすることが、とても大切になりそうです。
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