今日の勝利は20秒差の辛勝でした。
今年からUCIルールで競技時間が男女共に1時間30分~1時間45分と、従来より短縮され、本日の女子の周回数は4周。
1周目の中盤から田近選手との一騎討ちになりました。
2周目の後半で大きなミスをやらかしてしまい、一気に30秒差を付けられてしまった
今日の走りで30秒差はやばい…
追うしかない。
徐々に差を詰め、最終周に入る所で追いつく事に成功。
今日は後半ループは私はミスも多く、前半ループで少しでもリードしておきたかった。
シングルに先に入る事に集中して一気にスパート。
勝負をかけた。
その周回が最も集中して走れ、逃げ切る事が出来た。
走りや内容は決して良いものでは無かったけれど、勝つ事に執着出来て、勝つ事が出来た事は本当に良かった。
今日は勝たなければいけなかったから。
UCIレースであるこの大会で、今日のメンバーの中で自分が一番高いUCIポイントを取る事が日本のオリンピック枠獲得の為にはプラスになる。
でも、国内は国内で勝負の場だから、皆が真剣に戦う中で勝たなければならなかった。
そして、震災の影響で開催が危ぶまれたこの大会の開催が決定した時に、一番高い台の上から、大会関係者の方々や、地元の方々にお礼を言おうと決めたので、それが実現出来て本当に良かった。
男子のレースもとても見応えがあり、仲間達の熱い走りと素晴らしい成績に胸が熱くなった。
レースって素晴らしい。
日本が元気に成るための小さな積み重ねの一つであった事は間違い無いと思う。
八幡浜、ありがとうございました!