16番サイズの鉄道模型キットとして話題になったPLUMのキット。
201系に続き、小湊鐵道キハ200形が発売されました。
1箱1両なんですが、蓋を開けるとパーツがギッシリ。
車体を見てみます。
キハ200形は前期・中期・後期と製造時期が分けられ、それぞれに多少の違いがあります。
なおPLUMが発売しているのは、前期と中期で、今回もその2つを製作していきます。
大雑把な違いでは乗降扉の造形が異なることです。
上がプレスドアの前期形。
下がハニカム構造の凹凸がない中期形です。
実車の写真を見てみます。
前期型 扉に凹凸があるのがよくわかりますね。
なお、キハ204号はベンチレータが滑り台形のタイプで、他の押し込み形ベンチレータとは異なるのが特徴です。
こちらは中期形を改良した後期形
後期型はハニカム構造の乗降扉に、客窓がユニットサッシになったのが特徴です。
腕自慢の方は加工して作ってみるのも面白いかもしれませんね。
模型の話に戻ります。
今回は探り探りなので、ひとまず屋根を仕上げていきます。
ランナーには網棚や吊り革など、ディスプレイならではのパーツの多さ。
その中にベンチレータのパーツがあるので切り出しました。
箱と土台で別れていて、これを組み合わせます。
こう細かいと組むのに時間を要しますが、それだけディテールがしっかりとしているということでしょう。
ベンチレータを組み上げたら、塗装した屋根に取り付けます。
屋根は先日、親父委託品のついでに塗装したもので、塗料はGMねずみ1号です。
ベンチレータはMrのサフを塗ったもの。
車体以外は塗装されておらず、実車の色合いに似た成形色でランナーが構成されています。
しかし、せっかくなのでということで、今回は塗装して、より実車ぽく製作していきます。
次はどこを組みましょうかね。次へ