NHKによる9月8日、9月10日の高倉健への密着取材を見、聴いた。
引きずり込まれました。
降旗康男監督の”あなたへ”の一場面で http://www.anatae.jp/
大滝 秀治 が、漁師を演じて発した ”久しぶりにいい海ば見た”という一言に、
涙するまなざしの深さに感動した。
10日には、大滝秀治の演技に涙した場面を、後で取材に応えていた。
”イキャップしていないのに輝いていた”
”まだまだ演技で感動させることがあると実感したね”
”負けたくないね”
次の映画出演も期待できる発言であった。
80歳という年齢を自覚して、一本の映画のクランクアップ後のブラッシュアップ期間は短くなるかもしれない発言でしたし、
好きな俳優は、ジャン ギャバン。でも人生は幸せではなかったので、
イブ モンタン のよう幸せな人生を過ごしたいというのもとっても新鮮だった。(最初の妻はシモーヌ モニュレ、再婚した妻との間の子供も誕生)
発言はすくないが、こだわりの一言。一言に込められた幾重にも織りなされる意味のある明快な複雑さ。
かって共演したことのある俳優達の高倉健にたいする思い、したい尊敬していることからも、人柄を偲ばせた。
俳優担ったのは食うため。
プロフェッショナルとは”なりわい”
そのために体調管理に気を遣い
心を感じやすい繊細な状態に保つために
心は頼りないものだから
感動した本、美しい物を身の回りに置いておくという。
含蓄あるすごい取材をしたNHK