日本血液学会、臨床血液学会の合同総会で、10月7日口演で、CD20陽性悪性リンパ腫の成績を発表した。悪性リンパ腫の日本の代表と自認しているだろう3人から、単一施設の臨床成績を試験研究でもないのに発表するなんて問題だと非難された。自己施設の成績を公表してはいけないのでしょうか!?
標準治療以上の成績を上げるために、変更した治療法は、許されないのでしょうか?医師の裁量権は否定されるのでしょうか?
日本血液学会、臨床血液学会の合同総会で、10月7日口演で、CD20陽性悪性リンパ腫の成績を発表した。悪性リンパ腫の日本の代表と自認しているだろう3人から、単一施設の臨床成績を試験研究でもないのに発表するなんて問題だと非難された。自己施設の成績を公表してはいけないのでしょうか!?
標準治療以上の成績を上げるために、変更した治療法は、許されないのでしょうか?医師の裁量権は否定されるのでしょうか?
匿名コメント者KS氏の内容は、当方に対するご認識があるので削除。
R-ACEHO-7は、2002年12月開始後、全員生存中。
1991年開始のACEHO-7は、2006年末までの生存は63,5%。
東北大学第3内科、仙台血液疾患センターは患者は、未来に希望を持って明るい。患者は病名を知っているのに。他のどの施設よりも、生存者は多く、生存期間は長いと自負している(大施設の文献は常に参考比較している)。個別の患者に対応した、日々の1対1の治療で、多施設共同クックブック治療では無いから。
悪性リンパ腫は診断、治療において、コノ30年間紆余曲折が多かった。これからも続けてほしい。濾胞性MLは、診断確定しても治療を見合わせた患者の経過、早期に治療開始した患者などの比較を。対象は、数十人ではなく、1000人規模で、30年ぐらいの追跡を望みたい。東北大学第3内科に入局してまもないころ、WHOから10年目の追跡、20年目の追跡依頼があった。その後は依頼されないが。