西日本豪雨後、茶色に濁った水が、街を覆いつくしている映像は、
東日本大震災の津波に飲み込まれた街を思い出すが、
水の色は、違っている。濁流。
水が引いた後も、土の微粒子の舞い上がりが、呼吸器系の新たな健康障害をもたらすのでは?
生活用水を提供してくれた雨が、水不足に苦しむ状況をもたらしている。
医療者なので、水の供給途絶は、衛生環境の確保ができなくなり、
感染症の蔓延懸念。
かかりつけ医院での人工透析の途絶に伴い、
システムとして整っている近隣施設の透析施設への移送など、
緊急の命の確保後、次から次への行動により、新たな対応が迫られるが、
ライフラインの寸断は、常には可能なことが、実現不可能なことをいやっというほど思い知らされ、
疲労の上に疲労が覆いかぶさって来る。
宇宙規模の気象の出来事。
勝手の平年並みの気象に戻ることを祈り、
被災地の方々には、なんとか、無事に切り抜けていただきたいと祈りつつ、後方支援に手を尽くすのみ。
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