連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

あれから5年

2016-05-31 09:21:47 | 東日本大震災
親しい友人2人からのさそいで、善光寺詣でならぬ、
福島原発に関する講演会に参加。
”事故が起きたら逃げられるのか?市民による女川原発の安全性を問うsymposiumpart2”
浪江町長、馬場有さんの、言葉のはしはしに、当事者ならではの表現は、胸に迫ってきました。流民
国からの除染完了、帰還宣言が始まった後の、地方行政長のとしての立場としての発言、
会場からの発言、チェルノブリの被ばく実態から、若い者すべてを受け入れないという決意を迫られたときなど、
福島原発後の地元は、”突然の略奪”で、着の身着のままの退去と言えるでしょうから、
生涯にわたる、記憶、心の問題。解決策に、正解は無く、人間の知恵、判断で、その時出来る最高と信じて、決断を下し、でも、不都合あれば、変更を良しとする、試行錯誤で進むしかない現実。

講演会を聴いた、感想を和歌で、簡略化して表現してみました。

命じられ 着の身着のまま 逃避行 被ばくしながら 安全圏へ
原発時 安全圏は 遠かりし 被ばくしながら さまよい逃げる
極限時 国東電は あたふたで 情報出せず 身を守りしは 己の判断
復興へ 避難解除は 始まりで 残留放射 常に意識す  

6月10日にも
”あれから5年 私たちの選択 ~福島原発の今をみつめて~”
岩沼市民会館中ホール で 18:30~ 開催されます。
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