今日2月3日、日本では『節分』。
各季節の始まりの日(立春・夏・秋・冬)の前日のこと。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じる、それを追い払うための悪霊祓い行事・・・のこと(ウィキペディア)
確かに。外を眺めれば、いかにも気が滅入るようなどんよりと曇った冬の空・・・を見れば、邪気の悪霊を祓う『節分の豆まき』という
行事はなんと時節にかなった行事であることか、身心の働きの機微に智慧を働かす東洋の慣習が懐かしくも有難いことに思える。
娑婆で働く立場であれば、『節分』どころではないが『出処の身』となると、四季の移り変わりに否応なく眼がゆく…それが義務かのように。
そんな時、『節分豆まき』というこんなアグレッシブな行事が2月3日に待ち受けているというのが絶妙だ。
家族の誰かが『鬼』になって、その鬼に向けて豆を思いっきりぶつける・・・子供がいればキャア、キャア、ワイワイ大騒ぎ
となり、様々な鬱憤も晴れるであろう。
私も小学生の頃、実母と一緒になって『福は〜内、鬼は〜外!』と、意味もよくわからずに豆をまいたものだが
そういった中で、『霊』というようなモノの存在を学んでいたのだろうか。
後年、鍼灸の勉強をした時は身を持って『邪気』という現象を体験したし、私の持病の腰痛も季節の変わり目に必ずやってくることを
今では知っている。
『節分』が気を晴らす・・・という意味があると考えたとき、私の週一度のバトミントン(三時間)はまさに『豆まき』であろう。
43歳頃始めたバトミントン、10年ぐらい夢中になってやったものだが、引越し屋になって体力の問題もあって15年間封印していた。
昔はシングルがメインであったが、今ではダブルスが精一杯。
参加しているグループのメンバーの平均年齢は40〜45ぐらい、16人で4コート借りて延々とダブルスの試合をする。
さすがに三時間ぶっ通しやっていると、『邪気』を追い払うつもりが、『邪気』を取り込みそうになるくらいクタクタになる。
バトミントンの軽いラケットをフルパワーでスマッシュする爽快さは他では味わえない・・・
『文武両道』と日本ではよく言うが、これの『心身の健康維持』の面だけをみてもなかなかの意義があるのではないだろうか。
『 何歳までやれるものであろ〜か??』 自問する馬骨
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