久々に山本太郎の演説を聞いた。彼のモットーに『中高生でもわかる話を!』であるから、実にわかりやすい演説であった。
というか、他の国会議員や専門家なと知識人と云われている連中が 簡単な話をより複雑にワザとしているんじゃないかと思うほど難しくしているだけだ。
彼の第一声は 国会では『誰のための政治をやっているんだ!』という批判を大テーマとして、1時間20分にわたってその詳細を提示して
その問題点を明らかにしていった。
ボクがうろ覚えに覚えていることだけでも・・・消費税が上がった分を社会福祉に当てるという公約が全く守られるどころか、逆に福祉面の大いなる後退、
企業に対する法人税の引き下げ・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!
政府は国民の収入を上げる努力をぜずに、企業が少しでも儲けるように 労働賃金を出来る限り下げる
努力を惜しまない。正規雇用の社員を簡単にリストラ出来るようなシステムを立ち上げようとしている。
・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!
安い外国人労働者を多数受け入れ、自国民の雇用を不安定化させている・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!
いまだに収束しない原発放射能汚染でどれだけ沢山の人々が苦しんでいるかわからないのに
再稼働? 核廃棄物の処理方法も定まってないのに・・・・いったい誰のための政治をやってるんだ!
TPP? それで儲けるのは ほんの一握りの大企業だけで、あとは皆切り捨てられるだけだ!
エトセトラ、エトセトラ・・・ 太郎が言わんとしていることは 一言でいえば コーポラティズム(政府と企業の癒着)に対する真っ向からの抵抗なのだ。
このことを 声を大にして国民に訴えている国会議員は 山本太郎ただ一人だと思う。 彼の言葉に耳を傾けよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます