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授業で役立つ指導の技術-35-

2025-02-27 05:15:09 | 全員参加型授業の指導技術
《 授業の最後はふり返り 》

学びとは、授業の前と比べて、終わりに+の方向(向上的)に変容していることである。

そこで、時間不足で授業後半が説明不足でも、途中を短縮してでもふり返りを行いたい。
振り返りとは、その時間の学びを、自分の言葉で確認する作業である。

初めは、次のような型に当てはめて書かせればよい。短時間で行いたい。

「私は、~という課題について、初めは(  )と思っていましたが、今日の授業 を受けて(  )つわかりました。一つ目は、~。…」

教師は、そのふり返りを把握し、最低1人、できれば異なる視点の2人を指名したい。
最後には よく理解している子(モデル)を指名することで、全体のまとめとしたい。
それを聞いて納得する。

慣れてきたら徐々に型を緩めていけばよい。

授業のねらいによっては、キーワードだけ示す方法もある。

たとえば、協力して何かを制作させたいときには

「授業の最後に、次の言葉を使って振り返りをしてもらいます。 
意見をつないで、認識を深めさせたいときには
「〈 ~の意見で 〉〈 ~がわかりました 〉」
はじめに示しておくと、その日のねらいを意識させることができる。 
 
次のような視点カードを配付しておき、活用する方法もある。

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