本格的な冬の陽気に寒気がしてインナーウエアを1枚増やしたらとても暖かい。
薄手の長袖シャツとタイツを履いただけなのに断然違ってくる。
重ね着の効果は空気層を作る事です。
「光る君へ」でもお馴染みの十二単も重ね着の良い例でしょうね。
日本の家屋は「夏を旨とすべし」で建てられエアコンのない時代は風通しの良い家が当たり前。
その分冬はとても寒かったと思います。
暖房も火鉢がせいぜいで田舎の家なら囲炉裏があったかな?
三浦綾子さんの小説でも北海道の貧しい家には入り口に戸が無くて筵がぶら下げてあり
布団で寝ている時も顔に雪が当たるような小屋で冬を乗り越えたそうです。
当然、結核患者が多かったらしい。
三浦綾子さんも結核が悪化しカリエスを引き起こし長くは生きられまいと覚悟してた。
雪国山形出身の父も関東の家は寒いと言っていた。
子供の頃、山形の家に行くと柱が太いと感じた。
雪の重みに耐えるよう家の柱が太いのです。
部屋の仕切りは板戸で囲炉裏や掘り炬燵(中には炭が燃えてます)も印象に残ってる。
便所に行くには牛の前を通らないと行けず 大きな牛が怖かったし。
ってか家の中に牛が居たのです!
母屋を立て替えてからも祖父は火鉢の前でキセルに葉タバコを詰めて吸っていた。
話がまとまらないので今日はこの辺で。