私の幼いころに亡くなった父親が、植木の趣味があったかどうかは解りません。
しかしながら敷地のど真ん中に堂々とした松の木が陣取っておりました。
母と姉(次女)が、この松の木を守るために一生懸命でした。
ともかく妻は、この母と姉の姿を覚えており、丹精を込めて維持管理を行って来ました。
この度は、築40年の古い家からファース工法開発者の私も、始めてファースの家のユーザーになるため、敷地整備を行っています。そのため松の木を植え替えが必要です。
妻が手配したプロの植木屋さんが、大きな重機などの機械を持ち込み朝から植え替え工事に精を出しておりました。
写真は、父が植えさせたと思われる松の木ですが、敷地の東南60mの場所に引っ越しです。
今は亡き姉の植えて可愛がっていた松の木も、その大きな松の木の隣に引っ越しました。
特に亡き姉は、私が東京で福地建装を起業した際に資金を提供してくれたのです。
その姉は、現在(姉の着任時は3㎞街中)は福地建装の隣にある上磯農協の経理管理を任されており、農家の方々からも信頼の厚い仕事ぶりだったそうです。
弟の自分が云うのも恐縮なのですが、誰からも綺麗な人だと云われておりました。
その姉の出してくれた資金が現在の福地建装の原資となっております。
晩婚だった姉でしたが、札幌で優しい義兄とご縁があり幸せに暮らしておりました。
しかし晩婚で嫁いで幸せな暮らしは長くは続かず、癌を患って早くに亡くなりました。
写真の松の木は、その姉がとても大切にしておりました。
その姉が自ら植えた松の木を私の妻も思い入れがあるようです。
父の松と、姉の松を今日は並べて植え替えしました。
新築する「#ファースの家」から見える場所に植え替えし、あとは剪定を行う事になります。
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