オカチャンのメール

各大会の締め切り後に「スタートリスト」の公開が
あります。
参加選手の「確認表」という意味合いで公開されて
います。

実際は各所属担当者が承知していれば済むことなのですが
保護者にも分かるようにとホームページでも公開されています。

水連関係者の中には「競技要項」・「駐車場」・「確認表」
などは所属担当者から保護者や選手に伝えれば充分で一般の
方が知りたければ『所属担当者に聞けば良い！』と考えている方も
あります。

『私たちの仕事は「所属」への通知と大会競技運営が仕事で
保護者へのサービスは仕事外』と考えている方もあります。

中には『ボランティアでみんなのお世話をしているのだから
これ以上の余分な仕事は増やさないで欲しい』と考えている方も
あります。

保護者から「苦情」が来ると『誰々の対応のせいだ』とか
『あいつがしっかりしてないからだ』と責任のなすり合いを
します。
実際「私自身がそうです。」

以前こんなメールを頂きました。
差出人は《ストのプロフェッショナル？オカチャン》からです。

『小原さん、九州大会でとってもうれしいことがありました。
大分県の席で大勢の保護者がホームページから高校県体の
８位入賞者一覧表を印刷してプログラムと照らし合わせて、
自分の選手だけじゃなく他の大分県選手にも声援をおくっていました。

とってもうれしかったです。エントリーや記録結果の公開が
活かされていると思ったら何かニコニコしてしまいました。』と・・。

私も嬉しくなりました。

「保護者や選手の喜び」がともなって、
初めて「子供達の事を思って水連のお世話をしている」と
言えるのかも知れません。

※「いつもグダグダ言って、ストを起こしては周りを困らせている
オカ君がこんな素直な気持ちを持って仕事をしているはずがない。」と
思っている方もあると思います。
（私もそうでした！）
が、８月９日に届いたの実際のメールです。

オカチャンにとっては「目に見えなかった物が見えた」瞬間
だったのかも知れません。

お世話をさせてもらっている多くの人が忘れかけているのが、
「選手や保護者の笑顔」だったのかも知れませんね。

「これからも小原さん頑張りましょうね！」と
綴られたメールの最後が私には少々
「プレッシャー」でしたが・・・。