正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

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ツワブキの花と柿

2014年10月24日 | 日記
裏庭に甘柿があります。



なんという柿なのかわかりませんが、たぶん接ぎ木で
作られた柿だと思います。

江戸時代から明治になると禅寺でも妻帯が許されるようになり、
この正定寺でもお嫁さんが来るようになりました。

この正定寺で初めて生まれ育った女子がいます。
私の伯母(95歳)です。

この伯母の小さい時には既に柿があったのかも知れません。
こんど会ったら聞きたいと思います。




その柿よりも古くから裏庭にあるのがツワブキです。





このツワブキは「文化九年の百姓一揆」で「処替え」になった
尾浦の檀家が植えたとされています。

ツワブキはふつう海辺に生えているらしく、
山の中で群生するのは珍しいとのことでした。

以前は、裏庭一面に咲いていた黄色い花でしたが、
野鹿が里に下りてきて畑を荒らし、とうとうツワブキまでも食べてしまいました。

一時は黄色い花を見ることさえ無くなっていました。

最近、害獣駆除で野鹿が減少して、以前のようにツワブキが
少しずつ生えて来ました。

ちなみに、仁田原の野鹿はツワブキを食べるのですが、
隣町の宇目に住む野鹿はツワブキには見向きもしないとのことです。

ツワブキに原因があるのか、野鹿の育ち方に原因があったのか
地域が異なれば食べ物も違うのですね。




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