上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

小山市ぶらり 3 長福城と祇園城

2023-02-05 09:33:08 | 小山

私の子供の頃の家から300mほどのところにあった遊び場の一つ、長福城跡。土塁は雑木林に阻まれなかなか遊ぶ場としては難点だったが、掘割は面白いかった。久しぶりに訪れてみると、樹木は伐採され鬱蒼とした森はなくなっていた。市の教育委員会は遺跡調査を始めたらしかった。

14世紀、小山義政の外城の一つ長福城跡。

長福城跡に行く途中に見た光景。なんだ!昔は畳屋さんだったから畳のヘリの塊のようだ。

祇園城への途中、小山市役所、文化センター脇にある愛宕神社のけやきの巨木。

愛宕神社裏にあった青面金剛像2体。右端の碑には1740年建立とあるから、青面金剛像もその頃のものか。

愛宕神社脇の坂、清水坂を降ると追分。左、佐野。右、栃木。この先の思川の渡しを渡る。碑には寛政12年(1800年)とある。

 

この坂脇には清水があり、旅人の喉を潤していたのだという。子供の頃は、思川に沿ってできた河岸段丘の崖際の清水では私もお世話になりました。

思川の段丘の上にあった小山義政の主城の祇園城。今は城山公園となっているが、公園整備で入場できなかった。

公園の裏手は入場できたので覗いてみる。城山公園のシンボル大銀杏。

この祇園城は七夕の日に落城したとされ、今でも小山市では七夕は禁忌となっていて、七夕行事は行わない。

新庁舎となって2年の小山市庁舎。この場所も昔は御殿町と呼ばれていて、かつては館があったとされる。



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