(7月12日の続き)
ぐしゃっ
ギャ~~~~っ
(姉)
ひぃぃぃっ (゜ロ゜;ノ)ノ (私)
蛹のまま死んでしまって、ぐしゃぐしゃになった物をつついてしまったのです
と、思ったら。
茶色いグロテスクな皮?の様なものの中に、なにやら光沢のあるものが…。
なんとなんと、ヘラクレスは生きていたのです
いや~~~びっくりです
ヘラクレスの蛹期間は2ヶ月前後なのですが、12月の時点で蛹になっていて、公園で開けたのは4月の終わりか5月に入ってすぐの頃だったので、5ヶ月もの間出てこなかったという事で、てっきり死んだものだと思っていました。
ヘラクレスが後食を開始する(ゼリーを食べ始める)のは、個体差があるようですが、羽化後2~3ヶ月はかかるみたいなので、出てこないでずっとマットの中で過ごしていたのかな。そんな長い間エサを食べなくても平気だなんて……スゴ過ぎ
それから大慌てで特大プラを買いにHCまで走りましたよ(^^;) 思えばこれが第1号の特大プラでした。それが今や、我が家には特大プラが8個、大プラが2個、中プラが4個、小プラ3個が玄関と台所に所狭しとならんでいるんですから
ヘラクレスのふわふわ虫の教訓を活かし、コンテナ飼育を止めて(コンテナは新聞紙を挟んだり、隙間テープを張ったりと色々としてみましたが、何をしてもふわふわ虫が出入りできるので×)プラケースに防虫シートを挟んで、カブトの幼虫を飼育をしてみた所、ふわふわ虫はすっかり息を潜め、全く見なくなりました。
そうか、これなら大丈夫なんだ!と、意気揚々、新しいヘラクレスの幼虫飼育を始めた矢先……。
最後のカブトの幼虫のマット交換をした時に、ふわふわ虫が1匹、紛れ込んだような気がしたので、手でぱぱぱっと払ったのですが、払えてなかったようで…。
喉元過ぎればなんとやらで、ふわふわ虫の底力を甘くみてしまった代償は大きかった
カブトが続々と蛹室を作り出してまもなく…。飼育ケースの中で、小さな黒い、ふわふわ~~~っと飛ぶ虫が
ふわふわ虫、再び
最初はほんの少しの数だったので、その時に気合で絶滅させておかないといけなかったのです
でもふわふわ虫のスゴサを忘れかけていたしゅんぎくは、対応が遅れて、その結果。
ふわふわ虫、リターンズ! そして大繁殖 ( ̄▽ ̄;)
まぁ~~~~~~~~~、それはそれは、爆発的な繁殖力でございます
蛹化してしまっているので、マットの全交換ができません。 と、いう事は。
ひたすら外に持ち出して、外に逃がす! という行為を繰り返すしか対策がナイのです
でも逃がすといっても、さっさとどこへでも飛んでいけば良い物を、ヒトの顔のあたりをふわふわふわふわと、鼻で息を吸ったら一緒に吸い込んでしまいそうな勢いで、えぇぇ~~~~い、うっとぉしいわっ
それからはティッシュを片手に、プラケースの側面にいっぱいくっついているふわふわ虫のローリング掃討作戦に変更です。
しかし。朝昼晩、やってもやってもやっても、本当にキリがないのよ。なんでなの?と見てみると、プラケースの中で、あっちでもこっちでも、お尻をくっつけて繁殖活動
いや~~ん、見境いないったらぁ
とか言ってる場合じゃナイ
大体、食物連鎖のトライアングル図の一番下の方に位置する生き物って、やったら増えるようにできてるんだよね
プラケの側面にも防虫シートにも、沢山の黒い粒つぶ…。こ~いうのを見ると、途端に気持ちが萎えるんだよねぇ
だけど、こんなちびっこいヤツラに負けるのか? くっそ~~~、このごま塩軍団め~~~
大体このごま塩、正体はなんなのだ? 名前が分からないからネットで調べようがない。めげずにあれこれ調べていたら、わかりました
ふわふわ虫の正体、それは……。
「クチキバエ」 というお名前らしい。
えっ、これってハエなの? 別に食べ物にたかるわけでもないし、ショウジョウバエのように素早く飛ぶわけでもないし、ハエっぽくないんだけどなぁ。
調べてみると、クチキバエとは、カブト・クワガタ用のマットで爆発的に繁殖するコバエらしい。納得
幼虫は朽ち木や腐葉土を食べて成長するそうで、園芸との共通点はここにあるみたいです。自然界では朽木を土化するという重要な役割を持っているそうなのですが、室内で爆発的に増えるのは大問題です
くっそぉ~~~。負けない!アタシは絶対こんなごま塩軍団なんかに負けないわっ
と勘違いしたスポ根で、朝も昼も夜もクチキ軍団と格闘しました。
その結果、なんと数が激減!1日に1回の掃討作業で大丈夫になり、その数も5、6匹程度になったので、室内でフタを少~し開けて、手を入れてティッシュでえいやっ! ベランダに持ち出さなくても良いってすっごく楽!
晴ればれ~とした気分で、クチキくんに勝利宣言を出そうかと思った頃に…。
(続く…。 いえ決して出し惜しみしてるわけではないんですけど、長すぎて
しかも半分以上打ち直したし
)