(神代植物公園にて:ダリア・作者管理者番号19-403 10月7日撮影)
『今朝の天気』
(6:45頃)
今朝の温度(6:30) 室温 リビング:22.5 洗面所:24.0、 湿度(リビング):38%、
(昨日の外気温 東京、最高気温:22.1、最低気温:13.5
本日の予想気温 最高気温:21、最低気温:13)
(作者管理者番号19-403)
今朝も昨日よりやや冷え込みましたが、暖かい日が続いています。今週は穏やかな秋日和が続くようです。
せっかくなので出かけようとも思うのですが、 御籠もり癖が抜けないようです。
(アント・ノーマ)
タイトルは変われど、写真は変わらずで今日もダリアですが、今日は音楽のお話をしたいと思います。
最近、ブルックナーを聴き込もう、と思い始めています。
クラシックを聴き始めて50年ほどになりますが、20代はもっぱら交響曲中心の管弦楽ばかりを聴いていました。ベートーヴェン、ブラームス、シューベルト、チャイコフスキー、ドヴォルザークなどポピュラーな作曲家ばかりですが、繰り返し夢中で聴いていました。
30歳を過ぎたころからバッハ、ハイドン、モーツァルトなどバロック、古典派系に、さらにショパンなどのピアノ中心の器楽曲にもと聴き込む曲の中心が変化していきました。
40,50代は仕事も忙しくなって、ゆっくり音楽を楽しむ余裕もなかったのか、何を聴いていたのか思い出せません。
そして、引退後は、集中して聴くジャンルもなく、クラシックもBGM的に室内楽や器楽曲を聴くことが多くなっています。
そんな中でも、聴き込んだまではいきませんが、マーラーはある程度気を入れて聴いてきました。大曲主義者とでも言うのか、1時間以上の交響曲ばかりで、聴くのは結構しんどいですが、何やら神秘的な雰囲気に吸い込まれて、いつの間にか聴き終わっています。
で、ブルックナーです。
ブルックナーを最初に聴いたのは30代後半だった気がします。マーラー同様の大曲です。聴いたのは8番か9番だったと思いますが、長い曲でしかも重厚な曲です。その頃は結構きつかったですね。嫌いにはなりませんでしたが、積極的に聴こうという気にはその時はなりませんでした。
その後は、7,8,9番を中心に時々NHKBSのクラシック番組で放送されるのを聴く機会がある程度でした。ただ、今でもよく聴くのは、ロマンティックの標題のある4番です。ブルックナーの曲ではその標題のとおりゆったりとした明るい優雅な曲で、ブルックナーといえば4番ということに私はなります。
(ピンク・パンサー)
最近はジャズを聴きだすなど、あまり音楽のジャンルも気にせずなんでも聴いています。歳とともに一音一音をじっくり聴くということができるようになって、どんな音楽でも、初めての曲でも楽しめるようになってきています。
ですから、若いころはちょっと無理っぽかったブルックナーですが、今なら楽しんで聴き込める気がしています。ということで、やはり聴くならレコードですね。4番は持っていますが、1番から9番までのレコードを手に入れようと思っています。
ということで、最近5番と7,8番を入手しました。ネット通販ですが、大阪の馴染みの輸入レコード店からです。
(yahoo画像検索より)
で、昨日聴いたのがルドルフ・ケンペ指揮、ミュンヘンフィル演奏の5番です。5番を聴くのはおそらく初めてだと思います。もちろんブルックナーですから75分という大曲です。ただ、有名な後半の曲よりは、オーソドックスな曲作りという気がします。全体にゆったり目のテンポの曲ですが、それなりメロディアスです。特に第1楽章はメロディーが大きく変化して楽しめる曲調になっていました。傾向としては4番に近い曲調と言えそうです。
次は7番を聴く予定です。他の曲もレコードを入手して、楽しみを続けたいと思います。
(シュガー・カット)
ところで、何でブルックナー?と聞かれそうですね。
答えは「長い曲だから」です。長い曲は聴くのは長い時間集中力を強いられ大変ですが、聴き終わった時の満足感が大きいのです。高い山に登る、に近いでしょうか。
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