こんばんわんこそばんそーこー!
人気アイドルグループ・乃木坂46が8日、東京・明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場で史上初となる2会場同時併催ライブ『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』3daysの最終公演を開催した。隣接する両会場で同時に同じ曲を披露する“シンクロライブ”が行われたほか、メンバーが自転車などで行き来して両会場でパフォーマンスし、3日間トータルで18万人を熱狂させた。
乃木坂46はこれまで、デビューを記念した『BIRTHDAY LIVE』では持ち歌すべてを披露する全曲ライブを行ってきたが、6周年を迎えた今年は趣向を変え、2会場同時のシンクロライブ3daysを実施。各日、神宮球場は3万5000人、秩父宮ラグビー場には2万5000人の観客が詰めかけた。
冒頭、白石率いる20枚目シングル「シンクロニシティ」の選抜メンバーと、鈴木絢音率いるアンダーメンバーが東京メトロ千代田線の乃木坂駅からそれぞれ別の電車で会場に向かう映像からスタート。続いて、神宮球場はレフト側から千代田線を模した2両編成の電車型トロッコに乗ってアンダー(非選抜)メンバーが登場し、「自惚れビーチ」で幕明け。お互いに曲間などには隣の会場の音漏れや歓声などが聞こえるなかでのライブとなった。
5曲目を歌い終えたところで両会場を中継でつなぐと、秩父宮ラグビー場の白石麻衣は「やっほ~! 神宮のほうも盛り上がってますか?」と呼びかけ、神宮球場は地鳴りのような大歓声。しっかりと熱気を受け取ったキャプテンの桜井玲香は「秩父宮の皆さん、神宮の皆さん、最終日楽しんで行くぞー!」と6万人をあおった。
メンバーは「走れ!Bicycle」を歌いながら自転車を走らせ、神宮と秩父宮のメンバーが交代。両会場が同じ曲を同時に披露する“シンクロライブ”に突入し、それぞれのスクリーンにはもう一方の会場の生映像が流れ、両会場の歓声も一体化した。5月に卒業した生駒里奈の代名詞だった「制服のマネキン」では、神宮は齋藤飛鳥、秩父宮は鈴木絢音がセンターを務め、これまで定着していたイメージを一新。セーラー服からパンツスタイルの衣装となり、振付も大幅に変更されたが、最後はおなじみのポーズをみせた。
再び会場ごとのセットリストに戻ると、神宮では地下鉄の駅のように「真夏の爆上げ祭り行きがまいります」のアナウンスが流れ、白石が満面の笑みで「お前ら行くぞー!」と絶叫すると、爆アゲソング「ガールズルール」になだれ込んだ。メンバーはサブステージを降りてそのままバックスタンドへと走っていき、割れんばかりの大歓声が青空に吸い込まれた。
昨年2月の5周年ライブでグループを卒業し、芸能界も引退した橋本奈々未のラストシングルだった「サヨナラの意味」では、齋藤飛鳥がセンターを務めた。卒業してなお、会場は“ななみん”カラーの緑一色に包まれ、ファンが感動的にステージを演出した。
アンコールでは、21枚目のシングルのタイトルが「ジコチューで行こう!」(8月8日発売)に決まったことが発表され、同曲を初披露した。単独センターを務める齋藤は「だいぶ盛り上がる曲になっていますので、皆さんに愛される曲になるといいなと思います」と照れ笑い。秋元真夏は「この曲、アイドル感満載でめっちゃ好き。コールで叫べるところがあるので、めっちゃ盛り上がるんじゃないかなと思って踊ってた」と猛プッシュした。
齋藤はふと「ちょっといいですか?」と話を止め、「真夏の話を聴きながら視界に入ってきたんだけど、青年館のライトが『46』になってない? すごくない?」と投げかけ、日本青年館が窓の照明で『46』の数字を作っていることがスクリーンに映し出された。神宮球場は「お~!」という驚きと歓声に包まれ、メンバーは「いつからだろう?」「うれしい」「ありがとうございます!」と感激しきりだった。
また、カップリング曲「三角の空き地」も初披露。アンダー曲のセンターは6年ぶりという中田花奈は「なんで私って思っちゃった。特に何かはないんですけど、今回センターに選んでいただいたっていうことでアンダーの魅力を伝えていく期間にしたいと思います」と意気込みを語っていた。
なお、卒業を発表している斎藤ちはると相楽伊織の2人にとっては最後のコンサートだった。最後は秩父宮と中継をつなぎ、両会場のファンにそれぞれの思いを伝え、温かい拍手で送り出された。終演と規制退場を伝えるアナウンスが流れたが、興奮冷めやらぬファンはアンコールを止めず、Wアンコールへ。「ガールズルール」のイントロが流れると、白石を先頭にメンバーが一斉にステージへと走りだした。
白石は曲中に「隣の会場行ってきまーす」とあいさつすると、秩父宮へと猛ダッシュ。行ったり来たり大忙しのライブを締めくくると、桜井は「今回2会場分のパワーをいただいたので、全国に届けに行きます」と約束。このライブを皮切りに全国ツアーをスタートさせる乃木坂46は、7月21・22日に福岡ヤフオク!ドーム、8月4・5日に大阪・ヤンマースタジアム長居、8月26・27日に愛知・ナゴヤドーム、9月1・2日に宮城・ひとめぼれスタジアム宮城公演を行い、地方公演トータルで34万6000人動員予定となっている。
■『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』セットリスト
overture
※以下、左=【神宮】/右=【秩父宮】
01. 自惚れビーチ/裸足でSummer
02. 13日の金曜日/夏のFree&Easy
03. 新しい世界/太陽ノック
04. 風船は生きている/逃げ水
05. アンダー/サヨナラの意味
06. 走れ!Bicycle/走れ!Bicycle(★)
07. ダンケシェーン/ダンケシェーン(★)
08. DANCEナンバー/DANCEナンバー(★)
09. 制服のマネキン/制服のマネキン(★)
10. 命は美しい/命は美しい(★)
11. きっかけ/不等号
12. ガールズルール/シークレットグラフィティー
13. あの教室/誰よりそばにいたい
14. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?/僕の衝動
15. 低体温のキス/トキトキメキメキ
16. 意外BREAK/三番目の風
17. 誰よりそばにいたい/インフルエンサー
18. 不等号/きっかけ
19. シークレットグラフィティー/ガールズルール
20. 僕の衝動/あの教室
21. トキトキメキメキ/僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
22. 三番目の風/低体温のキス
23. インフルエンサー/意外BREAK
24. サヨナラの意味/自惚れビーチ
25. 逃げ水/新しい世界
26. シンクロニシティ/シンクロニシティ(★)
27. 太陽ノック/13日の金曜日
28. 夏のFree&Easy/風船は生きている
29. 裸足でSummer/アンダー
30. 君の名は希望/君の名は希望(★)
【アンコール】
31. ロマンスのスタート/ロマンスのスタート(★)
32. 転がった鐘を鳴らせ!/転がった鐘を鳴らせ!(★)
33. 三角の空き地(新曲)/ジコチューで行こう!(新曲)
34. 乃木坂の詩/乃木坂の詩(★)
35. ジコチューで行こう!(新曲)/三角の空き地(新曲)
36. ハウス!/ハウス!(★)
37. おいでシャンプー/おいでシャンプー(★)
【Wアンコール】
38. ガールズルール/ガールズルール(★)
(★)=2会場シンクロライブ
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2会場を自転車で移動する乃木坂46(手前・白石麻衣、後ろ・星野みなみ)
齋藤飛鳥センターの21stシングル「ジコチューで行こう!」初披露
齋藤飛鳥センターで披露した「サヨナラの意味」
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
鈴木絢音センターで「新しい世界」などを披露
2会場を歌いながら移動するメンバー
ボードにサインを入れるメンバー
3期生も汗びっしょりでパフォーマンス
3期生も汗びっしょりでパフォーマンス
「制服のマネキン」などを披露
千代田線を模した電車セットに乗ってメンバーが登場
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
ハートマークを作る(左から)白石麻衣、松村沙友理
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』より
人気アイドルグループ・乃木坂46が8日、東京・明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場で史上初となる2会場同時併催ライブ『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』3daysの最終公演を開催した。隣接する両会場で同時に同じ曲を披露する“シンクロライブ”が行われたほか、メンバーが自転車などで行き来して両会場でパフォーマンスし、3日間トータルで18万人を熱狂させた。
乃木坂46はこれまで、デビューを記念した『BIRTHDAY LIVE』では持ち歌すべてを披露する全曲ライブを行ってきたが、6周年を迎えた今年は趣向を変え、2会場同時のシンクロライブ3daysを実施。各日、神宮球場は3万5000人、秩父宮ラグビー場には2万5000人の観客が詰めかけた。
冒頭、白石率いる20枚目シングル「シンクロニシティ」の選抜メンバーと、鈴木絢音率いるアンダーメンバーが東京メトロ千代田線の乃木坂駅からそれぞれ別の電車で会場に向かう映像からスタート。続いて、神宮球場はレフト側から千代田線を模した2両編成の電車型トロッコに乗ってアンダー(非選抜)メンバーが登場し、「自惚れビーチ」で幕明け。お互いに曲間などには隣の会場の音漏れや歓声などが聞こえるなかでのライブとなった。
5曲目を歌い終えたところで両会場を中継でつなぐと、秩父宮ラグビー場の白石麻衣は「やっほ~! 神宮のほうも盛り上がってますか?」と呼びかけ、神宮球場は地鳴りのような大歓声。しっかりと熱気を受け取ったキャプテンの桜井玲香は「秩父宮の皆さん、神宮の皆さん、最終日楽しんで行くぞー!」と6万人をあおった。
メンバーは「走れ!Bicycle」を歌いながら自転車を走らせ、神宮と秩父宮のメンバーが交代。両会場が同じ曲を同時に披露する“シンクロライブ”に突入し、それぞれのスクリーンにはもう一方の会場の生映像が流れ、両会場の歓声も一体化した。5月に卒業した生駒里奈の代名詞だった「制服のマネキン」では、神宮は齋藤飛鳥、秩父宮は鈴木絢音がセンターを務め、これまで定着していたイメージを一新。セーラー服からパンツスタイルの衣装となり、振付も大幅に変更されたが、最後はおなじみのポーズをみせた。
再び会場ごとのセットリストに戻ると、神宮では地下鉄の駅のように「真夏の爆上げ祭り行きがまいります」のアナウンスが流れ、白石が満面の笑みで「お前ら行くぞー!」と絶叫すると、爆アゲソング「ガールズルール」になだれ込んだ。メンバーはサブステージを降りてそのままバックスタンドへと走っていき、割れんばかりの大歓声が青空に吸い込まれた。
昨年2月の5周年ライブでグループを卒業し、芸能界も引退した橋本奈々未のラストシングルだった「サヨナラの意味」では、齋藤飛鳥がセンターを務めた。卒業してなお、会場は“ななみん”カラーの緑一色に包まれ、ファンが感動的にステージを演出した。
アンコールでは、21枚目のシングルのタイトルが「ジコチューで行こう!」(8月8日発売)に決まったことが発表され、同曲を初披露した。単独センターを務める齋藤は「だいぶ盛り上がる曲になっていますので、皆さんに愛される曲になるといいなと思います」と照れ笑い。秋元真夏は「この曲、アイドル感満載でめっちゃ好き。コールで叫べるところがあるので、めっちゃ盛り上がるんじゃないかなと思って踊ってた」と猛プッシュした。
齋藤はふと「ちょっといいですか?」と話を止め、「真夏の話を聴きながら視界に入ってきたんだけど、青年館のライトが『46』になってない? すごくない?」と投げかけ、日本青年館が窓の照明で『46』の数字を作っていることがスクリーンに映し出された。神宮球場は「お~!」という驚きと歓声に包まれ、メンバーは「いつからだろう?」「うれしい」「ありがとうございます!」と感激しきりだった。
また、カップリング曲「三角の空き地」も初披露。アンダー曲のセンターは6年ぶりという中田花奈は「なんで私って思っちゃった。特に何かはないんですけど、今回センターに選んでいただいたっていうことでアンダーの魅力を伝えていく期間にしたいと思います」と意気込みを語っていた。
なお、卒業を発表している斎藤ちはると相楽伊織の2人にとっては最後のコンサートだった。最後は秩父宮と中継をつなぎ、両会場のファンにそれぞれの思いを伝え、温かい拍手で送り出された。終演と規制退場を伝えるアナウンスが流れたが、興奮冷めやらぬファンはアンコールを止めず、Wアンコールへ。「ガールズルール」のイントロが流れると、白石を先頭にメンバーが一斉にステージへと走りだした。
白石は曲中に「隣の会場行ってきまーす」とあいさつすると、秩父宮へと猛ダッシュ。行ったり来たり大忙しのライブを締めくくると、桜井は「今回2会場分のパワーをいただいたので、全国に届けに行きます」と約束。このライブを皮切りに全国ツアーをスタートさせる乃木坂46は、7月21・22日に福岡ヤフオク!ドーム、8月4・5日に大阪・ヤンマースタジアム長居、8月26・27日に愛知・ナゴヤドーム、9月1・2日に宮城・ひとめぼれスタジアム宮城公演を行い、地方公演トータルで34万6000人動員予定となっている。
■『乃木坂46 真夏の全国ツアー2018 “6th YEAR BIRTHDAY LIVE”』セットリスト
overture
※以下、左=【神宮】/右=【秩父宮】
01. 自惚れビーチ/裸足でSummer
02. 13日の金曜日/夏のFree&Easy
03. 新しい世界/太陽ノック
04. 風船は生きている/逃げ水
05. アンダー/サヨナラの意味
06. 走れ!Bicycle/走れ!Bicycle(★)
07. ダンケシェーン/ダンケシェーン(★)
08. DANCEナンバー/DANCEナンバー(★)
09. 制服のマネキン/制服のマネキン(★)
10. 命は美しい/命は美しい(★)
11. きっかけ/不等号
12. ガールズルール/シークレットグラフィティー
13. あの教室/誰よりそばにいたい
14. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?/僕の衝動
15. 低体温のキス/トキトキメキメキ
16. 意外BREAK/三番目の風
17. 誰よりそばにいたい/インフルエンサー
18. 不等号/きっかけ
19. シークレットグラフィティー/ガールズルール
20. 僕の衝動/あの教室
21. トキトキメキメキ/僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
22. 三番目の風/低体温のキス
23. インフルエンサー/意外BREAK
24. サヨナラの意味/自惚れビーチ
25. 逃げ水/新しい世界
26. シンクロニシティ/シンクロニシティ(★)
27. 太陽ノック/13日の金曜日
28. 夏のFree&Easy/風船は生きている
29. 裸足でSummer/アンダー
30. 君の名は希望/君の名は希望(★)
【アンコール】
31. ロマンスのスタート/ロマンスのスタート(★)
32. 転がった鐘を鳴らせ!/転がった鐘を鳴らせ!(★)
33. 三角の空き地(新曲)/ジコチューで行こう!(新曲)
34. 乃木坂の詩/乃木坂の詩(★)
35. ジコチューで行こう!(新曲)/三角の空き地(新曲)
36. ハウス!/ハウス!(★)
37. おいでシャンプー/おいでシャンプー(★)
【Wアンコール】
38. ガールズルール/ガールズルール(★)
(★)=2会場シンクロライブ
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