こんばんわんこそばんそーこー!
NMB48の山本彩が27日、大阪・万博記念公園 東の広場で卒業コンサート『SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』に出演。NMB48の1期生24人も参加し、2016年8月の渡辺美優紀の卒業公演以来、約2年ぶりの“さやみるきー”のそろい踏みが実現した。
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コンサート開始直後、山本は純白の衣装で1人でBステージに登場。メインステージまで約100メートルの道のりを、ただひとりで歩き続けた。ファンの視線を一身に集めながら、かっ歩すると、NMB48にとって初めてのオリジナル公演『ここにだって天使はいる』の公演曲「初めての星」の冒頭をソロで歌唱。圧巻の歌声で観客をひきつけた。そして盛り上がりソング定番の「イビサガール」「ナギイチ」などで会場のボルテージを上げた。
山本はMCパートで、万博公園に集まった観衆を見つめると「すごい景色じゃないですか」と感慨深げ。自他ともに認める“雨女”だが、この日は門出を祝うように快晴となり「天候に恵まれてうれしい」と弾ける笑顔を爆発させた。
終盤には山本、小笠原茉由、小谷里歩(現三秋里歩)、岸野里香、山口夕輝からなるユニット・俺らの「俺らとは」をオリジナルメンバーで熱唱。卒業生の登場に会場からは大きな歓声が上がった。“横山本”として、仲のいいAKB48の総監督・横山由依からもビデオメッセージが贈られた。さらに、卒業生の山田菜々も登場し、ビデオ映像も合わせ、3人で「太宰治を読んだか」を歌唱。ファンは息を呑んで聞き入った。
続いて渡辺の卒業シングル「僕はいない」のイントロが流れ出し、多くのファンの期待に応えるように渡辺が登場、約2年ぶりのさや姉&みるきーのそろい踏みとなった。NMBの創設期から屋台骨を支えた2人のファンは大興奮。同曲は振り付けの中に山本と渡辺がハグする場面もあり、ファンの声援は最高潮となった。直後のMCには山本、渡辺、山田の3人が参加。山本が「みるきーも来てくれました!」と紹介すると、渡辺は「こんにちは、渡辺美優紀です」とはにかんだ。「ドキドキするな」と話しながら渡辺が「さやかちゃん」と話しかける度に会場は黄色い声援一色となった。そして「また、さやかちゃんとこうしてステージに立つと思っていなかった。個人的にすごくうれしかったです」と久しぶりのNMB48のステージを満喫していた。
本編の最後に山本は「不安もあったんですけど、たくさんのペンライトがここから、すごくきれいに見えてます。こんな素晴らしい景色を最後に見せてくださって、本当にありがとうございました」と声援に感謝した。
そして、アンコール。純白のドレス姿で登場した山本。口にしたのは山本らしく感謝の言葉の数々だった。音楽を志したが挫折をした過去を振り返ると「もう1度、私に歌うことを許してくれたのがNMB48でした。だから、この8年はNMB48に全てを捧げて生きてきました。それも決して、そうやっていかなければいけない責任感だけではなくて、自分自身がしたかった。何かとNMBと天秤にかけてもNMB以上になるものは私にはなかった。NMB48が大好きで、大切で、何よりも守りたかったからです」と思いの丈を明かした。メンバー、スタッフへの感謝を語るとファンに向け「感謝してもしきれないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです」と深く頭を下げ「これから人生をかけ、恩返しをさせてください」と誓い、「NMB48に入ってよかったです。心からそう思っています」と静かに、そして力強く言い切っていた。
あいさつを終えると山本は「忘れて欲しい」とソロで歌った。続けて山田が卒業前に最後にセンターを務めた「卒業旅行」が。ここでこれまで出演していた山田、渡辺らOGが再登場。さらに、それだけでは終わらず、NMB48屈指の名曲「三日月の背中」では芸能界を引退している元メンバーを含めたNMB48の1期生24人が集結。山本の卒業を盛大に祝った。
アンコールの最後に「青春のラップタイム」を現役メンバー全員で歌唱すると、多くのメンバーの目には涙が。吉田朱里は「撤回してもいいねんで、さみしい~」と呼びかけたが山本は「うれしいけど…、辞める」と返答。「私も甘えずに頑張るので、みんなもみんなでNMB48を背負って大きなグループにしてください」と激励した。
さらに太田夢莉の「これだけは言わせてください」というきっかけで、メンバー全員で「ありがとうございました」と贈る言葉。ただ、若干、揃わず山本は「そこ、揃え。最後、ぐちゃってるやん」と愛のダメ出し。NMBらしく笑いと涙の入り交じるコンサートとなった。
メンバーが退場にし、ステージに1人残った山本に大「さやか」コールが。一瞬、声を詰まらせるも笑顔で「心の底から好きだったから、こんなにも長く続けてこられたし、情熱を注いでくることができた。これからは私と同じように、たくさんのメンバーがNMB48に全てをかけて、もっともっと昔とは違うステキなグループになってくれると思っています。そして願っています」と加入時から変わらぬグループ愛を語った。続けて「卒業する身の私が、これからNMB48を担うみんなの道標になれるように私自身、もっともっと精進して自分に厳しく、みなさんを幸せにできるように頑張っていきます」と約束。夢への階段を駆け上がるような演出の後は「8年間、本当に最高でした。ありがとうございました」としみじみと口にし、全力疾走で駆け抜けた卒業コンサートを終えていた。
山本はアンコールを含め全36曲、全てを歌唱。圧倒的なパフォーマンスで歌い上げた。また、11月4日には大阪・なんばのNMB48劇場で卒業公演が行われる。
■『SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』セットリスト
01.初めての星
02.転がる石になれ
03.ワロタピーポー
04.イビサガール
05.ナギイチ
06.絶滅黒髪少女
07.RESET
08.約束よ
09.ジャングルジム
10.抱きしめたいけど
11.孤独ギター
12.HA!
13.結晶
14.最後のカタルシス
15.星空のキャラバン
16.365日の紙飛行機
17.夢は逃げない
18.Bird
19.Blue rose
20.嘘の天秤
21.野蛮な求愛
22.友達
23.俺らとは
24.プライオリティー
25.太宰治を読んだか
26.僕はいない
27.カモネギックス
28.甘噛み姫
29.北川謙二
30.僕らのユリイカ
31.ずっとずっと
EN1.忘れて欲しい
EN2.卒業旅行
EN3.三日月の背中
EN4.僕だって泣いちゃうよ
EN5.青春のラップタイム
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山本彩 卒業コンサート SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』の模様(左から)山本彩、渡辺美優紀、山田菜々
山本彩が渡辺美優紀と熱い抱擁=『山本彩 卒業コンサート SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』
太田夢莉と山本彩がキス=『山本彩 卒業コンサート SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』
NMB48の山本彩が27日、大阪・万博記念公園 東の広場で卒業コンサート『SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』に出演。NMB48の1期生24人も参加し、2016年8月の渡辺美優紀の卒業公演以来、約2年ぶりの“さやみるきー”のそろい踏みが実現した。
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コンサート開始直後、山本は純白の衣装で1人でBステージに登場。メインステージまで約100メートルの道のりを、ただひとりで歩き続けた。ファンの視線を一身に集めながら、かっ歩すると、NMB48にとって初めてのオリジナル公演『ここにだって天使はいる』の公演曲「初めての星」の冒頭をソロで歌唱。圧巻の歌声で観客をひきつけた。そして盛り上がりソング定番の「イビサガール」「ナギイチ」などで会場のボルテージを上げた。
山本はMCパートで、万博公園に集まった観衆を見つめると「すごい景色じゃないですか」と感慨深げ。自他ともに認める“雨女”だが、この日は門出を祝うように快晴となり「天候に恵まれてうれしい」と弾ける笑顔を爆発させた。
終盤には山本、小笠原茉由、小谷里歩(現三秋里歩)、岸野里香、山口夕輝からなるユニット・俺らの「俺らとは」をオリジナルメンバーで熱唱。卒業生の登場に会場からは大きな歓声が上がった。“横山本”として、仲のいいAKB48の総監督・横山由依からもビデオメッセージが贈られた。さらに、卒業生の山田菜々も登場し、ビデオ映像も合わせ、3人で「太宰治を読んだか」を歌唱。ファンは息を呑んで聞き入った。
続いて渡辺の卒業シングル「僕はいない」のイントロが流れ出し、多くのファンの期待に応えるように渡辺が登場、約2年ぶりのさや姉&みるきーのそろい踏みとなった。NMBの創設期から屋台骨を支えた2人のファンは大興奮。同曲は振り付けの中に山本と渡辺がハグする場面もあり、ファンの声援は最高潮となった。直後のMCには山本、渡辺、山田の3人が参加。山本が「みるきーも来てくれました!」と紹介すると、渡辺は「こんにちは、渡辺美優紀です」とはにかんだ。「ドキドキするな」と話しながら渡辺が「さやかちゃん」と話しかける度に会場は黄色い声援一色となった。そして「また、さやかちゃんとこうしてステージに立つと思っていなかった。個人的にすごくうれしかったです」と久しぶりのNMB48のステージを満喫していた。
本編の最後に山本は「不安もあったんですけど、たくさんのペンライトがここから、すごくきれいに見えてます。こんな素晴らしい景色を最後に見せてくださって、本当にありがとうございました」と声援に感謝した。
そして、アンコール。純白のドレス姿で登場した山本。口にしたのは山本らしく感謝の言葉の数々だった。音楽を志したが挫折をした過去を振り返ると「もう1度、私に歌うことを許してくれたのがNMB48でした。だから、この8年はNMB48に全てを捧げて生きてきました。それも決して、そうやっていかなければいけない責任感だけではなくて、自分自身がしたかった。何かとNMBと天秤にかけてもNMB以上になるものは私にはなかった。NMB48が大好きで、大切で、何よりも守りたかったからです」と思いの丈を明かした。メンバー、スタッフへの感謝を語るとファンに向け「感謝してもしきれないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです」と深く頭を下げ「これから人生をかけ、恩返しをさせてください」と誓い、「NMB48に入ってよかったです。心からそう思っています」と静かに、そして力強く言い切っていた。
あいさつを終えると山本は「忘れて欲しい」とソロで歌った。続けて山田が卒業前に最後にセンターを務めた「卒業旅行」が。ここでこれまで出演していた山田、渡辺らOGが再登場。さらに、それだけでは終わらず、NMB48屈指の名曲「三日月の背中」では芸能界を引退している元メンバーを含めたNMB48の1期生24人が集結。山本の卒業を盛大に祝った。
アンコールの最後に「青春のラップタイム」を現役メンバー全員で歌唱すると、多くのメンバーの目には涙が。吉田朱里は「撤回してもいいねんで、さみしい~」と呼びかけたが山本は「うれしいけど…、辞める」と返答。「私も甘えずに頑張るので、みんなもみんなでNMB48を背負って大きなグループにしてください」と激励した。
さらに太田夢莉の「これだけは言わせてください」というきっかけで、メンバー全員で「ありがとうございました」と贈る言葉。ただ、若干、揃わず山本は「そこ、揃え。最後、ぐちゃってるやん」と愛のダメ出し。NMBらしく笑いと涙の入り交じるコンサートとなった。
メンバーが退場にし、ステージに1人残った山本に大「さやか」コールが。一瞬、声を詰まらせるも笑顔で「心の底から好きだったから、こんなにも長く続けてこられたし、情熱を注いでくることができた。これからは私と同じように、たくさんのメンバーがNMB48に全てをかけて、もっともっと昔とは違うステキなグループになってくれると思っています。そして願っています」と加入時から変わらぬグループ愛を語った。続けて「卒業する身の私が、これからNMB48を担うみんなの道標になれるように私自身、もっともっと精進して自分に厳しく、みなさんを幸せにできるように頑張っていきます」と約束。夢への階段を駆け上がるような演出の後は「8年間、本当に最高でした。ありがとうございました」としみじみと口にし、全力疾走で駆け抜けた卒業コンサートを終えていた。
山本はアンコールを含め全36曲、全てを歌唱。圧倒的なパフォーマンスで歌い上げた。また、11月4日には大阪・なんばのNMB48劇場で卒業公演が行われる。
■『SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~』セットリスト
01.初めての星
02.転がる石になれ
03.ワロタピーポー
04.イビサガール
05.ナギイチ
06.絶滅黒髪少女
07.RESET
08.約束よ
09.ジャングルジム
10.抱きしめたいけど
11.孤独ギター
12.HA!
13.結晶
14.最後のカタルシス
15.星空のキャラバン
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17.夢は逃げない
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19.Blue rose
20.嘘の天秤
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23.俺らとは
24.プライオリティー
25.太宰治を読んだか
26.僕はいない
27.カモネギックス
28.甘噛み姫
29.北川謙二
30.僕らのユリイカ
31.ずっとずっと
EN1.忘れて欲しい
EN2.卒業旅行
EN3.三日月の背中
EN4.僕だって泣いちゃうよ
EN5.青春のラップタイム
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