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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

塚本青史 「始皇帝」

2018年06月30日 | 読書
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●諡・始皇帝、嬴政(エイセイ)の物語・・・人質時代から中国統一後の巡行の最後に仙人になるつもりで崖から飛び降りたところまで・・・
●始皇帝の関連本やドラマなどで得た知識、情報、歴史的事実などと、それほど乖離した話ではなかったので、わりとスンナリと読めた・・・。

●記憶が薄れていたのか、知らなかったのかは定かではないけど、
 ・焚書坑儒・・・儒家だけでなく(どちらかといえば)“方士”もたくさん生き埋めにされたんだ・・・
 ・長男の扶蘇の次に「将閭」という次男がいたの初耳のような・・・人物描写はなかったので詳細不明だが・・・こんなのも、ネットでみるとすぐわかる・・・歴史的、小説的にも、あまり題材にならなさそうな人物だったのかな・・・
  将閭 - Wikipedia
  将閭(しょうりょ、? - 紀元前209年)は、中国秦の始皇帝から二世皇帝の時代の公子。 姓は嬴(えい)。具体的な親族の血縁上の位置づけは不明。『史記』「秦始皇本紀」に僅かに登場する。

 ・諸士百家の一つに“農家”なんてのもあったんだ・・・

●あまり難しい故事成語や熟語はなかったが・・・
 ・刑名審合(刑名を審合す)・・・類)参同刑名。*韓非子ら法家が唱えた基本的な思想
 ・芫菁(ゲンセイ):土斑猫を粉末に擂り潰した物 ・・・韓非(子)が自害用に、李斯から飲まされた物がこれか砒素だと・・・

 *「芫(ゲン、さつまふじ、ふじもどき)」の熟語を見つけたので、ちょっと調べた・・・
  ・大字源では「芫菁(にわつつ/はんみょう)」読みのみ。
  ・広辞苑では「にわつつ」で調べたら、「地胆(にわつつ):ツチハンミョウの古名・・・」とあった。なお、“つちはんみょう”では「土胆・土斑猫」とも掲載アリ。
 *「芫」で、大字源に、“さつまふじ。ふじもどき。・・・この煮汁を水に入れると魚が死ぬ”と説明あり・・・
 *「芫花」(難読語辞典) 読み方:イワフジ :マメ科の落葉小低木、園芸植物。

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