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●“季布の一諾”、“一諾千金”で有名な季布の一生ものかと思って興味をもって読んだが、違ったわ・・・でも、読みやすいし、まあ面白かったけど。
●項羽から劉邦、前漢初期の時代の、六人の遊侠の物語・・・朱家、田仲、季心、劇孟、王公、郭解の六人・・・(季布は“朱家”のところで登場)
●著者の跋をみると、タネ本は司馬遷の史記・遊侠列伝らしい・・・あまり知られていないかもしれない。知らんかった・・・。
●アウトローではあるが、仁義に厚い遊侠を描きながら、漢帝国を底辺や側面から見つめた作品ということか・・・著者も書いていたけど、司馬遷もそういう目でみて、彼らをそういうふうに認識・評価していたから、“列伝”で残したのだろうと・・・。確かに、汚職塗れ・金銭がらみの官吏や権謀術数渦巻く政治の世界よりは、スカッとしていて、面白かったかな・・・。
●時折、故事成語や四字熟語など(文帝の故事の「嗇夫利口」、「賢良方正」、「直諫の士」とか)もあって楽しめた。そんなに難しそうなものはなかったが・・・。
●なお、宮城谷さんほどではないが、勉強になる熟語もいくつかあった・・・
・控弦の士:弓のうまい騎馬兵 *大字源 控弦(こうげん):弓の弦をひく。また、その兵士。「控弦之士三十余万」(史記・匈奴伝)
(*)「控」の現行訓にはないが、“弓をひく”意と読みあり。
・自宮(じきゅう):刑罰によらず、自らの意志で男性器を切除すること。
(自宮 - Wikipedia)自宮(じきゅう)とは自己去勢のことで、自らの意思で去勢手術を受けること。特に宦官制度が盛んであった中国において、宦官として就職するために自己去勢することを指す場合が多い。
・賈豎(こじゅ):商人をいやしむ言葉。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
●“季布の一諾”、“一諾千金”で有名な季布の一生ものかと思って興味をもって読んだが、違ったわ・・・でも、読みやすいし、まあ面白かったけど。
●項羽から劉邦、前漢初期の時代の、六人の遊侠の物語・・・朱家、田仲、季心、劇孟、王公、郭解の六人・・・(季布は“朱家”のところで登場)
●著者の跋をみると、タネ本は司馬遷の史記・遊侠列伝らしい・・・あまり知られていないかもしれない。知らんかった・・・。
●アウトローではあるが、仁義に厚い遊侠を描きながら、漢帝国を底辺や側面から見つめた作品ということか・・・著者も書いていたけど、司馬遷もそういう目でみて、彼らをそういうふうに認識・評価していたから、“列伝”で残したのだろうと・・・。確かに、汚職塗れ・金銭がらみの官吏や権謀術数渦巻く政治の世界よりは、スカッとしていて、面白かったかな・・・。
●時折、故事成語や四字熟語など(文帝の故事の「嗇夫利口」、「賢良方正」、「直諫の士」とか)もあって楽しめた。そんなに難しそうなものはなかったが・・・。
●なお、宮城谷さんほどではないが、勉強になる熟語もいくつかあった・・・
・控弦の士:弓のうまい騎馬兵 *大字源 控弦(こうげん):弓の弦をひく。また、その兵士。「控弦之士三十余万」(史記・匈奴伝)
(*)「控」の現行訓にはないが、“弓をひく”意と読みあり。
・自宮(じきゅう):刑罰によらず、自らの意志で男性器を切除すること。
(自宮 - Wikipedia)自宮(じきゅう)とは自己去勢のことで、自らの意思で去勢手術を受けること。特に宦官制度が盛んであった中国において、宦官として就職するために自己去勢することを指す場合が多い。
・賈豎(こじゅ):商人をいやしむ言葉。
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