ホロ酔ってみて。
憂さを晴らす。
晴れ渡った心の空に初秋の風が顔をなでる。
勝手な奴と言われて、距離が縮まらず今に至り。
それでいいねと、一人ごちてみる。
だって、面倒くさいんだもの。
まめな男たちは今夜もあの手この手のありったけの札を出し尽くす。
桑田の中二病をこじらせた歌詞を口ずさみながらキーを打つ。
キラーストリートは町田にもある。
そんな街道そこらにあるのがこの島国。
今日も安全運転。
社長の独演会会議室。
しょうもなく社員らも下を向く。
オレはあくびをこく。
睨んだ社長の瞳が濁っている。
苦労のし過ぎと酒の飲みすぎと責任背負いすぎ。
なんでも、過ぎたるは猶及ばざるが如し。
黙れ!このごくつぶし!
言われた言葉が意味わかんない。
だから僕は傷つかない。
そう。言葉など知っていればいるほど重くなるだけ。
キラーストリート。
これでサザンは解散すると思っていた。そんな僕は未熟でした。
オレも自分を解散しないよ。
バイクもオンボロスカイラインも安全運転で。
けったいな世の中で、毒吐いて。
キラーストリート。