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酔いどれの誇りと踊る熊へ

父性の解釈

2016-11-23 10:08:58 | 日記
トム・クルーズとブラッド・ピットの表現する父親像は微妙に違う。

昨日のジャック・リーチャーを演じたトム・クルーズは威厳を保つ父だ。

一方、ブラッド・ピットは「WAR of Z」でも「MONEYBALL」でも父親役を率先してやっていたが、

父親としての威厳は寧ろない。

娘に対しての未熟な父親が躓きながら、転がりながら、良き父になろうと必死になる姿を表現している。

つまりカッコ悪さも愚かさも子供に見られてしまうのは、二人とも同じなのだが。

開き直っているのはピットの方だ。

そんなに偉くも凄くもないだろ実は。

でも必死こいて、守らなきゃいけないのだよ。守るべき人を…

だから、娘に口では言い負かされて寂しい顔を表現できているのはピットの方だ。

これは好みの話しになるのかもしれないが、ピット方が良い顔をしている。

威厳を取っ払えているから好感が持てるのだ。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

補足

映画「怒り」を二度劇場で観に行ったのは、渡辺謙がその父親像を見事に表現していたからかもしれない。

その顔を何度も見たくなるのだ。
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