トレードというのは常に電撃である。
2021年6月14日、ベイスターズの交流戦全日程が終了した翌日、ベイスターズファンにとって衝撃となるトレードが発表された。
ベイスターズ国吉投手とマリーンズ有吉投手のトレードだ。
休憩中にひょいと覗いた友人のツイートでその事実を知った。
にわかには信じがたかったが公式での発表もあり信じざるを得なくなる。
ベイスターズファンはショックを受けていた。
嘆きや怒りがツイートに渦巻く。
なぜ国吉なんだ、他にいないのか。
有吉はどんなピッチャーか。国吉出してまで取る投手なのか。
私自身も有吉投手のことはあまり知らなかった。
名前は聞いたことがある。
調べると社会人出身の5年目右腕。一年目は中継ぎで活躍したようだ。その後先発もやっているらしい。
ただ肘のクリーニング手術をした後復帰はしているものの一軍での登板は少ない。
今季はファームが主戦となっている。
移籍前の最後の登板は戸田であった。2回に7失点していた。
そういえば速報で見て「凄い試合しているなぁ」と思った記憶がある。
あの時のピッチャーが有吉投手であったか。
少し不安になるが、たまたま調子が悪かっただけかもしれない。
その試合までの防御率は悪くなかったようだし、と自分に言い聞かせる。
実力はあるのだと思う。一年目一軍で53登板して防御率が2.87の投手の実力がないわけない。
けれどここ数年はあまり活躍できていないのが実際のところだ。
対して国吉投手は振るわないシーズンもあるが去年、今年と負荷の大きいブルペンを支えているピッチャーだ。
ベイスターズファンが納得できないのも理解できる。
更に彼はベイスターズで12年目の投手。
高卒から育成契約で入団し、支配下を勝ち取って1軍ブルペンを支えるまでに成長した選手なのだ。
ファームの頃から見守っていたファンがこの移籍に涙するのは当たり前だと思う。
ベイスターズ側のトレードの真意は分からない。
しかし壊滅状態の先発の補強ではないかという推測もある。
そうだとすれば即戦力でないと困るわけだ。
ロングリリーフもできる1軍の中継ぎを渡してまで獲得した投手が1軍で投げられるようになるまでに時間がかかってはたまらない。
それこそブルペンの負荷が大きくなってしまう。
エース級の活躍を期待しているわけではないだろう。そんな投手はマリーンズが手放すわけない。
5回、できたら6回を投げ切ってくれれば良いくらいの期待値だと思う。
それさえも今のベイスターズ先発陣では高い壁なのだから。
トレードというのは常に淋しさを伴う。
たとえ誰であろうと同じだ。
ファンの中には「国吉を出さなくたって他のでとれただろう」という声もあったが
「出しても良い」と思える選手を他球団が必要とするとでも思っているのだろうか。
トレードの弾になるのは大抵将来性がある若手か実績のある選手だ。
分厚い選手層のチームであれば上が詰まって出場機会がないからトレードで出た方が良いというパターンも考えらえるが、
ベイスターズはそういうチームではない。
厳しいことを書くとそこで活躍できないような選手を他は欲しがらないだろう。
トレードというのは常に淋しさと共に痛みも伴う。
有吉投手が活躍してくれれば痛みはなくなる。
だからぜひとも彼に活躍してもらいたい。
5回3失点くらいでも許される程度の先発陣だ。
ハマスタは狭い上に野手の守備範囲も狭いという重しはあるけれども、どうか怯むことなく腕を振って欲しい。
このトレードが両チームにとってWin-Winとなるように。
国吉投手の活躍も願っている。
最後に、これまでベイスターズで活躍してくれた国吉投手に最大の感謝を表したいと思う。
本当にありがとう。
とてもとても寂しくて最初にニュースを見た時は感情を言葉にできなかった。
今も語彙力なく「淋しい」としか言えない。
四球が多くてハラハラさせられることも多かったけれど高いところから投げ下ろされる力強いボールは本当に頼もしかった。
こんな事を言うのはおこがましいが近い将来日本シリーズで対戦したい。
ありがとう。本当にありがとう。
頑張れ国吉投手!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:8日目]
2021年6月14日、ベイスターズの交流戦全日程が終了した翌日、ベイスターズファンにとって衝撃となるトレードが発表された。
ベイスターズ国吉投手とマリーンズ有吉投手のトレードだ。
休憩中にひょいと覗いた友人のツイートでその事実を知った。
にわかには信じがたかったが公式での発表もあり信じざるを得なくなる。
ベイスターズファンはショックを受けていた。
嘆きや怒りがツイートに渦巻く。
なぜ国吉なんだ、他にいないのか。
有吉はどんなピッチャーか。国吉出してまで取る投手なのか。
私自身も有吉投手のことはあまり知らなかった。
名前は聞いたことがある。
調べると社会人出身の5年目右腕。一年目は中継ぎで活躍したようだ。その後先発もやっているらしい。
ただ肘のクリーニング手術をした後復帰はしているものの一軍での登板は少ない。
今季はファームが主戦となっている。
移籍前の最後の登板は戸田であった。2回に7失点していた。
そういえば速報で見て「凄い試合しているなぁ」と思った記憶がある。
あの時のピッチャーが有吉投手であったか。
少し不安になるが、たまたま調子が悪かっただけかもしれない。
その試合までの防御率は悪くなかったようだし、と自分に言い聞かせる。
実力はあるのだと思う。一年目一軍で53登板して防御率が2.87の投手の実力がないわけない。
けれどここ数年はあまり活躍できていないのが実際のところだ。
対して国吉投手は振るわないシーズンもあるが去年、今年と負荷の大きいブルペンを支えているピッチャーだ。
ベイスターズファンが納得できないのも理解できる。
更に彼はベイスターズで12年目の投手。
高卒から育成契約で入団し、支配下を勝ち取って1軍ブルペンを支えるまでに成長した選手なのだ。
ファームの頃から見守っていたファンがこの移籍に涙するのは当たり前だと思う。
ベイスターズ側のトレードの真意は分からない。
しかし壊滅状態の先発の補強ではないかという推測もある。
そうだとすれば即戦力でないと困るわけだ。
ロングリリーフもできる1軍の中継ぎを渡してまで獲得した投手が1軍で投げられるようになるまでに時間がかかってはたまらない。
それこそブルペンの負荷が大きくなってしまう。
エース級の活躍を期待しているわけではないだろう。そんな投手はマリーンズが手放すわけない。
5回、できたら6回を投げ切ってくれれば良いくらいの期待値だと思う。
それさえも今のベイスターズ先発陣では高い壁なのだから。
トレードというのは常に淋しさを伴う。
たとえ誰であろうと同じだ。
ファンの中には「国吉を出さなくたって他のでとれただろう」という声もあったが
「出しても良い」と思える選手を他球団が必要とするとでも思っているのだろうか。
トレードの弾になるのは大抵将来性がある若手か実績のある選手だ。
分厚い選手層のチームであれば上が詰まって出場機会がないからトレードで出た方が良いというパターンも考えらえるが、
ベイスターズはそういうチームではない。
厳しいことを書くとそこで活躍できないような選手を他は欲しがらないだろう。
トレードというのは常に淋しさと共に痛みも伴う。
有吉投手が活躍してくれれば痛みはなくなる。
だからぜひとも彼に活躍してもらいたい。
5回3失点くらいでも許される程度の先発陣だ。
ハマスタは狭い上に野手の守備範囲も狭いという重しはあるけれども、どうか怯むことなく腕を振って欲しい。
このトレードが両チームにとってWin-Winとなるように。
国吉投手の活躍も願っている。
最後に、これまでベイスターズで活躍してくれた国吉投手に最大の感謝を表したいと思う。
本当にありがとう。
とてもとても寂しくて最初にニュースを見た時は感情を言葉にできなかった。
今も語彙力なく「淋しい」としか言えない。
四球が多くてハラハラさせられることも多かったけれど高いところから投げ下ろされる力強いボールは本当に頼もしかった。
こんな事を言うのはおこがましいが近い将来日本シリーズで対戦したい。
ありがとう。本当にありがとう。
頑張れ国吉投手!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している!
[平良拳太郎投手復帰の道:8日目]
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