一昨日の朝、通勤の為にシグナスを出そうとすると、取り回しが重たい。 30cmも押さない内に「あぁ、いつものか…」とスクーターでの通勤を諦めて、自転車で会社へ。
連休明けの鈍った身体には丁度良いのだけれど、会社に着く頃には汗で気持ちが悪いから、この時期はなるべく自転車通勤は避けたい。
さて、帰宅してからパンクの修理を行った。
まずはパンクの原因を取り除かなければならない。センタースタンドを立てて、後輪を手で回していくと、それらしき物を発見。
今回は釘が露出しているから、ペンチでも取り除く事が出来たが、これがタイヤの中に埋もれていると、ニッパーでなければ取り除く事が難しい。出先での修理なんかになると、車載工具のマイナスドライバーやらプライヤー等でタイヤを穿らなければならず、そこそこ手間がかかる。
自宅でのチューブレスタイヤの修理に使用しているのは、これらの道具。
ラバーセメントはマルミのスーパーバルカーンGの100cc。 エイシン倒産処分品で投売りされていたスクリュードライバー、インサートドライバー、ラバースティック。
マルミのスーパーバルカーンGは乾くのが早い割に、保管状態が多少悪くても3年ぐらいは使えるし、加硫具合も良く、タイヤと補修材の密着性が高いので、好んで使用している。
100ccなのは蓋に刷毛が付いていて便利だというのと、開封してから3年以上過ぎると、少しずつゲル化していって、最終的に全量使えずに捨てる事になるから。
補修材のラバースティックは、捨て値で買った物が腐りそうなぐらい大量にあるし、無くなったとしてもミニスティックタイプよりも安く、どこにでも売ってるので入手性が良い。
修理手順
1.釘を取り除く
2.スクリュードライバーで穴を綺麗にする。
3.スクリュードライバーにラバーセメントを塗って、再度穴を軽くさらう。
4.インサートドライバーにラバースティックをセットして、ラバースティックにセメントを塗る
5.セメントが半乾きになったぐらいで、穴にインサートドライバーを突っ込む
6.タイヤに刺さったラバースティックが抜けないように指で抑えながら、インサートドライバーを抜き取る。
7.タイヤからはみ出しているラバースティックを切り取る。
8.数分で加硫が進んで穴が塞がるから、頃合いを見て規定圧まで空気を入れる。
9.修理痕に中性洗剤を吹き付けて、泡が立たなければ空気漏れは無いから、水で洗剤を洗い流して修理完了。
チューブレスタイヤは釘を踏んでもすぐに空気が抜けないから、気付くまでにタイムラグがあって、帰り際の駐輪場とか、翌朝の出社前みたいに、気持ちを切り替えるタイミングで気が付いて、ガッカリする事が多い。
修理自体はチューブタイヤほど大げさじゃないから、簡単で良いのだけど、気分的にモヤモヤするのはチューブタイヤ以上かもしれない。
ちなみにツーリングなんかに持っていくチューブレス用のパンク修理キットは携帯性重視でミニスティックタイプとかプラグタイプ。
タイヤ(バイク・自動車)用接着剤(ゴムのり) スーパーバルカーンG 200cc マルニ工業 V-123 | |
マルニ工業 |
Meltec [ メルテック ] パンク修理キット [品番] ML-331 [HTRC3] | |
メルテック(meltec) |
BAL [大橋産業] パンク修理キット ミニステックタイプ [品番] 832 [HTRC3] | |
バル(BAL) |
エーモン 6633 パンク修理キット【HTRC 3】 | |
エーモン工業(amonkogyo) |