バイクに乗る際に、SHOEIのJ-Cruseというヘルメットを使う事が多い。
インナーバイザー付きで昼間の眩しさを軽減できるというのは非常に便利で、これはOGKのASAGIでも同様。
ただ、どちらも朝夕の直接視界に差し込んでくる日の光に対しては、ほとんど無意味で、加齢と共にダイナミックレンジが落ちている眼では、視野が暗くなりすぎて、寧ろ危険とも言える。
そこで前々から目を付けていたJ-Cruseに装着可能なバイザーオプションを購入した。
今まで使っていたシールドも細かな傷が増えてきていたので、タイミング的にも悪くないと思ったからだ。
バイザーオプションは「V-440」、これを装着する為のシールドは「CJ-2 SP PINLOCK」。あと、曇り止めの「CJ-2 PINLOCK EVO lens」。
これらの三点セットを購入した。
相変わらずEVO lensは装着し難いが、曇り難いオープンフェイスヘルメットでも、これが有るのと無いのとでは随分違う。
バイザーの取り付けに1番の+ドライバーが必要だったが、それ以外に工具は必要無い。
シールドとEVO lensの間に埃が入らないように注意したり、加工中にシールドが傷つかないように気を配ったりするのに神経を使うので、なんだかんだで30分ぐらいかけて組み立てた。
組み上げて比較してみてから、気付いたのだけれど、どうやら交換前のシールドにはEVO lensを上下逆さまに付けていたようだ。
最初はたぶん正しい向きだったと思うのだが、何度も付け外ししている内に、どこかのタイミングで付け間違えたのだろう。
早速ヘルメットに取り付けてみる。
見た目は悪くない。というか個人的には好みのデザイン。
まぁ、風切り音や、空気抵抗はバイザー無しの状態よりは大きくなるだろうから、速度を出すには不向きなのかもしれないが、オープンフェイスヘルメットにそのあたりを求めても仕方がない。
シグナスやセローで常識的な速度域で走ってみても、不満に感じる事はなかった。
それよりも当初の目的である朝夕の直射日光を遮るという効果が絶大で、首を少し前に傾けるだけで、信号や歩行者が問題なく確認できるのは、非常に便利だと感じた。
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