北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

【2017年 本部直接指導 No1・2 函館アリーナ・奈良生駒教室】

2017年07月07日 | [本部直接指導]


6月24日の函館アリーナをスタートに
2017年度の「本部直接指導」が
開始しました。
函館ではひろいスペースの会場で、
のびのびと実践ができました。

体験者のひとりは、次週から即実践されたそうです。


終了後、
「青森が実家なのですが教室はありますか?」
「東京にはどこに教室がありますか?」など、
聞かれました。
いつかきっと青森にも東京にも教室が開設されることを
望んでいます。


7月は大阪・奈良の教室をのぞきます。
7月5日と7日は奈良・東生駒教室を指導しました。
東生駒教室は若い実践者が多く、
TKTの目的を良く理解しょうと体操を継続しています。


若い時期に実践することは、からだの変化も早く
おとずれます。


男性は遅くとも50歳から、女性は40歳から実践して欲しいと
思っています。


次週10日は大阪・門真教室です。


大阪は30度を越す温度ですが、
生徒さんたちはいつものように元気いっぱいのことでしょう。



今回の直接指導の話の中心は、
「動物の生命のサイクルとは」
「心臓の強さ」「血液の流れ」
「呼吸の意味」などを伝えています。

≪2016年 本部直接指導 NO12北海道「岩内町教室」・NO13北海道札幌「エルプラザ教室」≫

2016年10月29日 | [本部直接指導]


26日(水)は岩内町に行ってきました。
日本海にあるこの町は漁師町でもあります。



今年の直接指導の私の課題は
「呼吸の仕組みと呼吸の大切さ」を
伝えることです。



「外呼吸と内呼吸の仕組み」についての
理解と呼吸の方法である「胸式呼吸」と
「腹式呼吸」の違いを伝えることです。

特に「腹式呼吸」については、
「人類の進化の過程で、生き延びるために
勝ち取ったすばらしい呼吸方法」であること。



「呼吸と自律神経は密接な関係にあり、
特に呼気は副交感神経を刺激する」こと。



「呼吸筋を意識的に動かすことは、
全身の血流を促し、呼吸器系をはじめ
強いては神経系・消化器系・循環器系・
泌尿器系にまで影響を及ばす」こと。



「TKTの一時間の体操で一番大切にして
欲しいことは呼吸」であること。



TKTの最後の体操群である「第5運動は、
腹式呼吸を身に着けるために考案されている」こと。




このようなことを思いながら北海道・大阪・奈良
の教室を指導しています。


28日は札幌にある「エルプラザ」での指導でした。
30人を超える実践者で、広い場所も狭く感じました。
岩内町も札幌も熱心に私の話に耳を傾けて、実践を
していました。



少しの緊張感と爽快感漂う会場の雰囲気は、
直接指導ならではのものでした。
「来年も必ず来てくださいね」の
うれしいお別れの言葉をいただき.
会場を後にしました。



その日の夕方に飛行機で大阪入りをしました。

≪2016年 本部直接指導 NO10北海道札幌「手稲区教室」・NO11札幌「西区教室」≫

2016年09月28日 | [本部直接指導]


今月最後の直接指導でした。
手稲区民センターにて10時開始の指導でしたので、
朝6時に黒松内町を出発しました。


国道393号線を走るのは今月3回目。
紅葉はまだ早く、色づいていませんでしたが、
景色を見ながらの気持ちのよいドライブでした。


手稲教室はまだ新しいのですが、
区民センター付近の立地条件もよく、
これから広がっていく予感をしました。



直接指導開始と同時に、
一人の女性が私の近くで椅子に腰掛けました。
「膝や股関節に問題があるのだんな・・。」
と思いました。


もう一人遠くのほうで椅子を用意する女性がいました。
するとご年配の女性をゆっくりと座らせました。


事前に指導者から聞いていなかったので、
見学者の方だと思っていました。
遠くのほうから熱心に私の話に耳を傾けて
下さっていました。



指導後にわかったことですが、
実践者の母親だったのです。

家庭で介護を続けているそうで、
手稲教室に娘さんが連れてきて、
いっしょに体操を続けているのでした。
それで実践者たちも普段のことだから、
自然に接していたのだとわかりました。



手稲の指導者の彼女たちへの理解と
高齢の女性(なんと89歳でした)の意思の強さと
からだへのいたわり、そしてその母を少しでも
元気で動けるからだであったほしいと願う娘さんの
行動に感激しました。


T・K・Tは基本的に「健常者」のために考案した
体操ですが、からだに障害がある人たちも
リハビリとして実践されています。
その効果も出ていて、継続して実践をされて
いる方が増えてきました。


私たちの活動が社会に対して大きな影響力はないにしても、
各地域における「健康づくり」に貢献しているのだと
今回の親子と出会うことで確信しました。




日本の健康を取り巻く情勢は、現在未来とも
私は厳しいものがあると思っています。


「健康・介護保険制度」が充実するとは思えない状況や
各家庭における介護の問題もより困難状況を
迎えることと思うのです。


「より健康で健やかに暮らしたい!」
こんな人間として当たり前の願いをかなえる政治で
あってほしいものです。


●来月の予定

10月 1日(土)  北海道蘭越町「幽泉閣」にて講習会
   13日(木)  T・K・T研修
   26日(水)  北海道岩内町 直接指導
   28日(金)  北海道札幌市 直接指導
   31日(月)  大阪門真市  直接指導予定
11月 1日(火)  奈良生駒市  直接指導予定
   

≪2016年 本部直接指導 NO6北海道「小樽 朝里教室」・NO7「余市教室」・NO8「倶知安教室」≫

2016年09月21日 | [本部直接指導]


先週は大忙しの直接指導でした。


朝7時に我が家を出発。
小樽の指導と昼食会を終えて余市町へ。
余市の指導とお茶会を終え倶知安町へ。



夜の10時すぎの帰宅でした。


少しきつい日程でしたが、
どの教室でも温かく迎えてくださり、
おかげ様で疲れを感んじませんでした。


北海道と関西(大阪・奈良)の直接指導は
あと10ヶ所ほどになりました。


考案者である私ができる限り出かけ、
生徒さんたちと出会うことで、
T・K・Tの理論と実践を伝えて生きたいと
思っています。


教室をまわることで一番うれしいことは、
「先生、今年も来て下さったのですね。」とか、
「お変わりないですね。」とか、
「お互い元気だからこそ、また会えました。」の
挨拶が交わされることです。


T・K・Tと出会って、
からだの変化があったことや
健康について考えるようになったこと。
実践する前より元気になったことなどを聞くと、
こころからこの活動を継続していてよかったと
思うのです。


からだの健康づくりは、
時間をかけて実践するしかありません。
「自己のからだと体話」するしかありません。
この行為は「知的な実践」です。



なによりも自己のからだが一番大事なのですから。










●今月の直接指導

 23日(金) 寿都町「寿都教室」      10:00~ 寿都町ウィズコム2f
 26日(月) 札幌手稲区「区民センター教室」10:00~ 手稲区民センター
        札幌西区 「区民センター教室」14:30~ 西区区民センター