北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[本部直接指導その8 北海道倶知安町・総合体育館教室]

2013年10月17日 | [本部直接指導]

「第3運動 筋肉増強運動 大腿四頭筋の強化」

倶知安町教室はご夫婦の指導者です。
ご主人は仕事をもっていますが、
いつの日にか夫婦ふたりで指導したいと
指導者資格を取得されました。


まだスタートしたばかりの教室ですが、
30歳代・40歳代の女性の参加が目に付きました。
子ども連れのママさんも数組ありました。


お母さんが体操している間、
子どもたちは遊具で楽しく遊んでいました。
子どもさんの笑い声や鳴き声が聞こえていましたが、
お母さん達は体操に集中していました。
出産後の身体の回復に向き合っている姿に、
「あなたたちは 実に素晴らしい!」とエールを送りました。



「第3運動 筋肉増強運動 大殿筋とハムストリングスの強化」

出産前後の身体づくりは大変重要なのですが、
やっと最近日本でも産院などで取り組むようになりました。
スウェーデンでは、
一番目は自己の健康のため、
二番目は連れ合いのため、
三番目は国のため、
として国の政策として位置づけ、
取り組んでいます。


T・K・Tが出産後の女性の体力回復に
採用されている事例は、少しずつですが拡がっています。
いち早く仕事に従事するするためや家事労働への
体力づくりにお役に立てていることはうれしいことです。


「第5運動 腹式呼吸運動 股関節の内外転運動と大殿筋・大腿部筋の強化」

保育士として豊かな経験をも持っている倶知安の指導者の
今後がとても楽しみです。
そしてご主人の実践者に対してのいろんなフォローは、
教室をいい雰囲気にさせていました。




●10月の本部直接指導日程
 
      日程未定   小樽朝里教室
       25日(金) 東生駒ネオハイツ集会場教室     9:30~
       27日(日) 東生駒ネオハイツ集会場教室     9:30~
       28日(月) 門真市民プラザ          10:00~
       29日(火) 南生駒教室            19:30~
       30日(水) アカカベ江端店2F        10:30~



[本部直接指導その7 函館教室と黒松内教室合同開催]

2013年10月03日 | [本部直接指導]


「第3運動 逆台姿勢による腰部筋・大殿筋・大腿筋の強化 見事な逆台姿勢です さて写真手前の彼女は何歳だと思いますか?」


珍しい取り組みなのですが、函館の指導者からの希望で
合同での指導を行いました。
片道120kmの函館からの参加は大変だったと思います。


北海道50教室と大阪2教室と奈良2教室でT・K・Tが
日曜日から月曜日まで毎日展開されていると思うと、
この7年間でよくぞ拡がったという思いになります。


「第3運動 腹直筋・腹斜筋の強化 肘と膝がついています さて彼女は何歳だと思いますか?」

いつの日にか「T・K・T全国交流会」も夢ではないように
思います。


三千人少しの小さな町・北海道黒松内町から発信したT・K・Tの
普及活動は着実に全国へと拡がっています。


第3運動 逆台姿勢から脊柱を引き上げる運動 真っ直ぐに伸びきった背中 さて彼女は何歳だと思いますか?」


関西から北海道へ、北海道から関西へと生徒さん達の
交流ができたら素晴らしいことです。


もちろん東北・関東・九州への拡がりを夢みて・・・。




●10月の本部直接指導日程
 
    10月16日(水) 倶知安町「総合体育館 柔剣道室」 19:00~
      日程未定   小樽朝里教室
       25日(金) 東生駒ネオハイツ集会場教室     9:30~
       27日(日) 東生駒ネオハイツ集会場教室     9:30~
       27日(日) 大阪・奈良にて公開講習会予定
       28日(月) 門真市民プラザ          10:00~
       30日(水) アカカベ江端店2F        10:30~

[本部直接指導その6 札幌 みどり会館教室]

2013年10月02日 | [本部直接指導]

「第3運動 骨盤底筋を鍛える体操 女性は尿道・膣・肛門を引きしめます 男性は肛門・睾丸を引きしめます」


実践年数が7年から1年未満と年齢が53歳から68歳の
生徒さんたちでした。

今回は「呼吸運動の仕組み」や「ユニークな呼吸筋」などの話を中心に
実技をしました。

○肺は自力で拡大や縮小しているのではない
○呼吸筋(内外肋間筋・横隔膜・腹横筋など)により肺が動かされる
○呼吸筋は横紋筋で随意筋なのだが自律神経に強く支配されている
○吸息(収縮)は自律神経の交感神経・呼息(弛緩)は副交感神経が
 関係する
○T・K・Tの第5運動は特に「腹式呼吸」を意識的に行うことで
 心身を活性化させる

などが内容でした。



「第3運動 背腹筋の運動 特に腰部(腰椎)筋を鍛えます」


少し専門的な話になりがちでしたが、生徒さん達はしっかりと聞いてくれました。
生理学的に自己の身体を認識することは、身体のづくり健康づくりには不可欠です。


さて、今回の札幌「みどり会館教室」でうれしい出会いがありました。
ログハウスビルダーで60歳前の男性との出会いです。
一目見て、肉体労働をされている職業の方だとすぐにわかりました。


危険を伴う職業がら事故などにもあい、「腰痛」に悩まされていたそうです。
指導終了後の「昼食会・交流会」にも参加され、全国各地での仕事の思い出など
聞かせていただきました。


女性ばかりの中での実践に戸惑いはなかったのかと聞きますと
「最初はためらったが、今は気にせずマイペースでやっています」と返事。
「女性のために作った体操ではないので、リハビリだと思ってぜひ続けいてください」と
お話しました。


「第5運動 整理運動(腹式呼吸) 股関節を内外転させながら開脚し、大殿筋と大腿部筋で身体を支える体操」
生きるため生活のためには働かなければなりません。
そのためには働きつづける身体をもたなければなりません。


どちらが先で後ではなく、同時に進めなけばならないのですが、
多くの人はそれど頃ではなく、仕事の邁進するのが世の中です。
特に世の男性はそのように生きているのではないでしょうか。


しかし、彼は自己の身体を大切するためにからだづくりの時間を作っていたのです。
このことがとてもうれしく思ったのでした。
T・K・Tが少しでも彼の身体に役に立つことを信じて、
「ぜひ次回も会いましょう。きっと継続は裏切らないですよ」と挨拶し分かれました。