★「実効支配争い」になってしまった尖閣問題
「実効支配している側は”領土問題は存在しない”と主張した方が有利」という「国際常識」は本当か??・・・中国相手でも通用するのか??
力の行使も辞さない中国相手にそういう主張でつっぱねたら、中国はそれに対抗して「それなら・・・日本の実効支配を崩してやる。 中国の実効支配を示してやる」と反日活動家の上陸や軍船・飛行機を使っての領海・領空侵入を繰り返すようになって来ました。
今後、中国共産党政府が内政でヒンチになったとき、国民の不満を反日にそらそうとして・・・たとえば反日活動家の尖閣上陸と「公船」による支援など・・・衝突→戦争に繋がる行動を取る可能性が相当あります。
それを未然に防ぐには「領土問題を含めて話し合い、その際日本の主張の論拠と日清戦争で取ったというのはウソで、そもそも清国政府は尖閣に無関心だったことを中国国民に伝わるように宣伝する。」ことが重要。
その上で、従来通り「日本が実効支配したまま、結論は棚上げ」の妥協に至っても・・・日本にとって悪いことではないのです。
どの道、この近海での海底資源開発は中国と友好状態でなければ不可能だし。
数十年後の将来を考えれば、中国では内部腐敗や経済問題や人権問題や大気・水汚染等々で大衆の不満が益々高まり、現政権が大きく変わる可能性が高いのです。