★日韓にも飛んでくる中国の大気汚染は6億人住む地域でいずれ数千万人の患者を生み ⇒ 中国共産党政権の命取りに・・・ ただし、・・・
▼中国の大気汚染はかなり以前から夏でもひどく、更に暖房の必要な季節になって、北京でも上海でも街の通りが見えないほどの深刻な汚染(特に肺などに悪いPM2・5の濃度が高い)にたびたび見舞われています。
中国では、石炭の埋蔵量が膨大で安く手に入るので、多用されています。
ところが石炭火力の火力発電や工場に脱硫装置や集塵装置を付けず、また硫黄を固定化した練炭にして使うこともほとんどしていないのです。
日本が自国の経験とこうした環境技術を早くから教え、技術提供しているというのに・・・まったく普及していません。
中国では企業や個人が環境など公共のためにコストを掛けることを嫌っているのですが、政府も同様でここまできてしまったのです。
なお、脱硫装置は数十億円、集塵装置は大きさにもよるが数億~数十億円掛かるためかほとんど付けられていません。
また、中小企業や個人では硫黄を固定化した練炭を使えばよいのですが、日本が技術を教えて中国で練炭工場まで造ったのに普及策が取られなかったため、ほとんど普及しませんでした。
(練炭は日本で発明されました。 消石灰は石炭の中の硫黄を固定化して臭気やSOxの排出を抑制する効果があるため多用されます。 以前は、無煙炭などの上質の石炭から作られましたが、最近では褐炭から作る技術が発達しています)
また、石油の精製でコストが掛かり過ぎるとして基準を甘くしているため、硫黄分が先進国の10倍以上残ってしまうので、増加した自動車がガソリンを燃やしたときpm2・5が多く出てしまいます。
経済規模や軍事規模で大国だと威勢を張っても、大気汚染大国では・・・根本から反省してもらわないと・・・多くの中国人自身が深刻で、さらには隣国の北朝鮮・韓国人も日本人も迷惑至極です。
▼中国の大気汚染は6億人以上住む地域に広がっており、その健康被害は・・・早死にする人が汚染の酷い地域に多い・・・などすでに統計的にも現れてきています。
いずれ数千万人の呼吸器などを痛める患者を生み ⇒ 中国共産党政権の権威も支持もいよいよ急落し、命取りになるでしょう・・・
ただし、そうなる前に外に敵を作る(日本を敵に仕立てる)戦略を取って、尖閣での日中衝突 ⇒ 全土で大衆的反日気運の高まり・・・とかになれば中国現政権が生き延びてしまうかも。
日本が中国政府や軍だけを意識して単純な強硬策で行っては相手の思うツボかも。
「日本を中国人民の敵に仕立て、権力を維持・強化する策」に利用されかねません。
官民とも賢く柔軟に対応し、13億の中国国民に尖閣問題でも大気汚染問題も本当に重要な真実の情報を上手く伝えるよう、日本が味方であることを上手く伝えるよう手段を尽くす必要があります。