★桜島で火山活動活発化、山体膨張=マグマ上昇が続く・・・これも日本の火山・地震の活動期を示す
こんな活動期の日本列島に原発は危険! フランスや米国とは違います!(もっともこちらはテロが怖い)
なお、鹿児島湾自体が2万5千年ほど前に巨大噴火した巨大カルデラの火口
(注)姶良大噴火
2万5千年ほど前、地質学的には比較的短い期間(数ヶ月以内)に相次いで大噴火が発生した。
一連の噴火は総称して姶良大噴火と呼ばれ、噴出物の総量は450km3以上にのぼった。
はじめに現在の桜島付近で大噴火が発生し、軽石(大隅降下軽石)や火山灰が風下の大隅半島付近に降り積もった。
続いて数回にわたって火砕流(妻屋火砕流)が発生し、カルデラ周辺に粒の細かい火山灰が降り積もった。
ここで一旦、数ヶ月程度活動が中断した後、破局的な巨大噴火が発生した。
この噴火は現在の桜島付近で始まった。
次第に火道が拡張されるとともに岩盤が粉砕されて空中に放出され周辺に落下した。
粉砕された岩塊(亀割坂角礫)は現在の霧島市牧之原付近を中心とした地域に最大30メートルの厚さで降り積もり、中には直径2メートルの巨礫も含まれている。
最後にカルデラ北東部の若尊付近から大量の軽石や火山灰が一度に噴出した。
素材となったマグマは温度が770-780℃、圧力が1600-1900気圧であったと推定されている。
噴出物は巨大な火砕流(入戸火砕流)となって地表を走り九州南部に広がっていった。
一方、空中に吹き上げられた火山灰(姶良Tn火山灰)は偏西風に流されて北東へ広がり日本列島各地に降り積もった。
関東地方で10cmの厚さの降灰があったとされる。
★巨大噴火は直前に予測できたとして、人間は皆避難できたとしても、原発の使用済み燃料棒の撤去には何か月もかかり、対応しきれないでしょう。
火砕流に襲われ冷却水系等がやられて原発の大量の使用済み燃料棒が高温となり水素爆発を繰り返すなどで放射性物質が大量飛散し、火山灰とともに北九州・四国・中国・関西・東海・関東にまで降り注ぐことになりかねません。