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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

★東日本大震災4年目に思うこと

2015-03-11 14:11:53 | 日記

★東日本大震災4年目に思うこと

3・11の大地震・大津波災害と福島原発事故からまる4年経ちましたが、復興は思うように進んでいません。

事情は色々有りますが、たとえば復興予算は9兆円も未使用な状態です。

かなりの自治体では復興のため仕事が増え過ぎたのに、他自治体からの応援職員の数も地元職員の増員も足りな過ぎて出来ないことが多いこと、また地元職員の心身の疲労が溜まっている(そのため退職せざるを得なくなった職員もかなりいる)ことも大きな原因です。

ここにもっと復興予算を振り向けて地元職員を増員すべきでしょう。 

それから、土木建築業者の技術・監督職の人材不足と賃金の高騰や資材の不足と高騰などで遅延するものも多いことも原因です。

アベノミックスで悪い時期に公共事業の余計な拡大をしたからです。

それから復興予算の付き方に余計な制限があって、地元で一番ふさわしいやりたい方法での復興ができなくて方針が揺れてしまう・・・など使い勝手が悪いことも大きな原因です。

こんなことは今からでも早く改善すべきだと思います。

それから福島では放射能汚染があまりに厄介で除染が部分的にしか進んでおらず、帰れない避難者が沢山おられます。

帰還可能となった村でも、中間貯蔵場所が遅れているため、除染ゴミも村の中にある仮置き場からまだ移動できない状態です。

また、一部の人たちが除染後の村に帰村したら、まだ要な環境が整っていないのに、直ぐに支援が打ち切られるので、生活が苦しいし、そのため他の人たちは余計に帰村をためらってしまう実情があります。

余りにも冷たい不適切な保障のやり方ですし、これでは遅れる、寂れるばかりでしょう。

それにしても、事故原発そのものの始末も汚染水対策も、汚染地域の除染も・・・あまりに厄介過ぎます。  放射性廃棄物の最終貯蔵施設もありません。

それを考えると地震津波火山大国で活動期の日本では、もう原発を放棄しなければダメです。

電気は他の発電で十分可能で、発送電分離、電力自由化し、さらに賢く政策誘導をすれば、コストも抑えられます。



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