福島の除染作業は国の仕事なのに、悪徳業者が入り込んでいることが発覚しました。
汚染されている枯葉などを「早く処理してしまえ! こうしろ!」と川に捨てさせるようなことを労働者に指示している業者がいたことが証拠のビデオとともに報道されました。
また、除染作業労働者に対し国から支給されるはずの1人1日1万円の特殊作業手当(=危険手当)さえ、労働者に支払わずピンハネしている悪徳業者もいることが報道されました。
そもそも、除染事業を国の行政は大手ゼネコンに丸投げし、大手ゼネコンから下請けへ、そのまた下請けへと丸投げしているようです。
これでは悪徳業者へも丸投げすることになるのは当然。
国民の貴重な税金を使っているのですから、悪徳業者の荒稼ぎのため使われ、彼らを増殖させることになっては・・・
行政は民間会社に業務を発注するなら、しっかりと条件を付けるべきです。
たとえば、作業労働者には危険手当を加えた時給を最低でもいくら以上手取りで支払わねばならないとか決めて公表し、労働者側にも周知させるとか・・・
不正や手抜きに対しては上司や経営者のことといえども知った者には国に知らせる義務があることにするとか・・・
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