残念なことですが、昨日福島第一原発の元所長だった吉田氏が食道癌で死去されました。
吉田氏は所長当時、「もうちょっとでチェルノブイリの10倍ひどい事故になるところだった」
「3・11から一週間、何度も死ぬのでは・・・と思った」と発言していました。
これは当時「もうすぐ炉心爆発するのでは・・・」という切羽詰まったギリギリの状況での必死の現場対応だったという意味です。
そして飛散するだろう放射性物質の量はチェルノブイリの10倍ほどもあったという意味です。
福島で現実に起きた事故は大変大きなものですが、原発をどうするか考えるときには「原発事故というものはチェルノブイリの10倍=福島の何十倍もの規模(国を破綻させるほどの規模)で起こり得るものだ」ということを考えるべきです。
また吉田氏は「もう一度津波が来たら大変だ」とも発言していました。
福島原発には大量の放射性物質や汚染水が有り続けるわけですから・・・
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