超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

宇宙では星が見えない話

2014年10月21日 01時22分07秒 | 日記・雑感
アニメやSF映画だと宇宙船のバックに星空が描かれる事が多いが

あれは事実の光景でないという意見がある。

なぜなら

真空の宇宙では光の散乱はないので

恒星は白い丸いボールに見える。

視直径は距離の自乗に反比例するから

何光年と離れた星は、針で付いた白点のように

真っ暗な宇宙では闇に紛れて見えない。

というわけ。

星の近くに接近すれば視直径に応じた大きさでは見えるが

何光年も先の恒星が見えないなら宇宙に夜空のような満天星星は期待できない。

ほぼ真っ暗と言える。

目が慣れれば見えるんじゃないかという意見もあるが

人間の目はそこまで感知できないので無理

だいたい暗い部屋で小指ぶつける人間が、

それより暗い宇宙で0コンマ0000・・以下の点を見えるわけがないし、

見えるんじゃないかと可能性を持つのもおかしい。

宇宙では星は見えません。


では何故、ここで反論があるのかつーと

地上では何光年も先の星星が見えてるから

大気の邪魔がない宇宙では、もっと鮮明な星空宇宙だろう。
ハッブルの観測写真のように・・・とか。。

だから行ったことない宇宙で星が見えない理屈より

現存する写真や夜空の光景で宇宙でも見えると思ってる人が多いらしい。

(´・ω・`)

順番に言うけどハッブルの写真は宇宙アートという絵本であって

ハッブルを衛星軌道に打ち上げる以前から、この宇宙アートの絵本は存在する。

その写真はどうやって作成したかというと

地上の観測望遠鏡ですよ?

別に大気圏外に望遠鏡を持っていかなくとも

美しい銀河系や星星の写真は撮れてるんです。

なぜならデジタルデータだから

デジタルというのは可視光線領域でない電磁波や赤外線のデータを写真として再現したもので

これらはハッブルの宇宙アート本にも引用されてます。

ハッブルの写真はそもそも光学データだけで構成されてません。

たとえば煙のような星雲部分は温度が低いから赤外線データーでないと感知できない。

光学では無理なのです。

また光学+デジタルで構成した星の写真は基本モノクロですので

絵本にする際はデザイナーのセンスで着色されてます。

しかも、同じ色が続いで見飽きないように

ページ毎に色が異なるように配色します。

逆に言えば色は嘘 譲歩するとしてファンタジー

だからアートなのです。 宇宙絵本

ハッブル写真は宇宙で星が見える証拠にならないのはわかりましたか?


さらに


地上の星空はなんで見えてるかというと

かなり特殊な事情で見えてます。

それは大気層の補助光によって数万光年遠くの星の光子が輝いてる

大気のレンズのような現象です。

このへんの科学は

70年代前期では普通に語られてましたが

後期ではそれらの文献はほとんど見当たらない。

言わなくなったと考えるべき

理由はカールセイガンの権威による宇宙ブームの前で反論しない配慮とかかもしれない。

でも間違った科学のまま夢見ていいのだろうか?

アポロやスペースシャトルの写真では宇宙船や宇宙飛行士の背景宇宙に星はない。

この真っ黒な宇宙の説明で露光を持ち出す人は圧倒的に多いが

では露光調節すれば宇宙で星空写真は撮れたのだろうか?

そんな写真は1枚もない。

だが太陽が写ってるビデオはあった。まぶしいフレア付きで。

フレアとはカメラレンズの屈折で起こる光の波状のこと。

ちなみに人間の裸眼でこのフレアは見れないから

フレアはカメラの特性

ビデオ画面には太陽が写ってる

でも

船外活動してた宇宙飛行士は太陽が見えなかったそうだ。

なんで?

ビデオの太陽は大気のレンズ同様にカメラのレンズで補光されてたのだ。

この補光がなければ宇宙で遠い星は見えないということ。

たとえ太陽でも見えない。

だから宇宙飛行士は太陽が見えてなかった。



でも光子が反射した箇所は日向なので、
宇宙船の表面とかは見えて、星も太陽も無いけど明るい宇宙という
不思議な光景だったのだね。

そう反射して見えるのが真空の宇宙。

反射とは屈折のこと

大気のレンズも散乱という反射の連続

カメラのレンズも屈折という反射

だから

宇宙飛行士の背景宇宙が真っ暗なのは、この反射が少ないせい。

遠い星だとやはり弱い。太陽はまあカメラのレンズでは見えたみたいね。


またスペースシャトルの後方丸窓では日陰の短い時間で星が確認できたそうだ。

さぞかし神秘な光景だったろう。

シャトルは地上300~500kmの大気圏だから、まだ大気レンズの期待もあるが

それでも丸窓だけしか見れなかったのは薄い大気の散乱+丸窓の屈折が関係ある。

そう・・レンズで星が見えるなら、

本当にレンズを宇宙に持っていけば星は見えるかも知れない。

それこそ牛乳瓶メガネでもいいわw

双眼鏡でもいいかな。ぜひ試して欲しいもの。



宇宙では真っ暗な宇宙でも屈折調整した特殊メガネで星星が見れる可能性がある。

それは素敵な事ではないかな。

























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