幻の中華そば加藤屋県庁前もり~んの章@滋賀県庁前:7/23限定 黒豚の豚骨つけ麺

そっかぁ。加藤屋の創業者ロバートから県庁前を任され、「もり〜んの章」になって、はや5年。過ぎてみればホント早いものだ。

で、5周年記念企画として、昨日7/22(金)はワンコインサービス、今日7/23(土)はこの「黒豚の豚骨つけ麺」、明日7/24(日)は臨時昼営業で清湯系のつけ麺を提供。で、このクロブタのトンコツ、やはり気になるので行ってみた。いつもように、券売機の右のところの「本日の限定メニュー」が掲出されるポジションに書かれたメニューは、実は食券制じゃなく、現金引き換え対応。そんなことだから、本日、券売機を前にして、しばし立ち尽くす人は多かったのではないだろうか?それはともかく、本日の限定つけ麺を麺量300gで注文。

出来上がってきた本日の5周年記念メニュー。つけ汁の器には豚骨出汁だけを入れ、タレは別添えで。(アリガタイことです)

今回、自分以外に二人の同行者を連れて行き、三人とも同じものを注文したのだが、食べ始める前に一様に感心したのがこのしっとりとしたレアチャーシューの完成度。もはやチャーシューというより、上等なローストポークではなかろうかコレ。

つけ汁は、よくあるつけ麺の汁のように酸味や辛味で粉飾したりしない、直球勝負の豚骨出汁。しかも、わざわざタレは別皿で提供してくれるので、素の豚骨出汁の出来具合をダイレクトに味わえる。いつも書くように、この「タレヌキ」、一般的には「味がしない」ほどにアンバランスなもの。醤油味や塩加減の衣装をつけた完成形ではない、ヌードのような「ダシの味」を味わわせてくれるのはホントありがたい。ここのところがどんな出来なのかを、自分は助兵衛なまでに知りたいから。
で、そのヌードな豚骨、脂分の乳化が重めの、てろーり、またーりとした粘度の伴う仕上がり。無鉄砲系列の、釜をガシガシかき回して骨の髄まで煮溶かした感とはまたちがう、もりーんの豚骨の、いつもよりテロリ感濃い目な感じ。タレを加えない状態の出汁感たるや、凄い出来。こういう良い出汁を味わう時、自分は幸せを感じる。

そこに、小麦の香りムワっと香る平打ち太麺。つけ汁の方から麺に積極的にまとわりついてくる感じ。啜るたび、汁が減る。途中のいいところで別皿の醤油ダレ適宜追加。酸と辛に頼らずとも、つけ麺はこれほどに美味くなれるのか。

 麺を平らげた後のスープ割り。画像からは想像しようもない凄まじい煮干しプラス感。これがまた....。そこにシメごはんをダイブ。

つけ麺を味わっていた時の濃醇な豚骨感に加わる、ものすっごい煮干し感。

タレヌキの愉悦

タレを加えてのバランス

麺を平らげてのちのニボニボ追撃

...嗚呼。

幻の中華そば加藤屋 県庁前もり~んの章ラーメン / 島ノ関駅大津駅石場駅) 

夜総合点★★★★ 4.5
昼総合点★★★★★ 5.0

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