京の一枚

京都の桜 京のお花見1日コース

銀閣寺 ~ 哲学の道 ~ 法然院 ~ 南禅寺 ~ 平安神宮(岡崎疏水)




京都駅より市バス 32番・100番→「銀閣寺前」・「銀閣寺道」下車 徒歩5分






慈照寺(銀閣寺)

銀閣(国宝)は、観音殿として質素高貴な意匠であり、宝形造り二層の殿閣です。


上層は潮音閣で下層は心空殿。


東求堂は日本最古の書院造りで、住宅建築遺構として国宝に指定されています。


内部に同仁斎があり、四畳半茶室の原型といわれています。


仏間は阿弥陀如来像、義政像を安置。


下段の庭園(特別史跡・特別名勝)は池泉回遊式庭園で、 白砂を段形に盛り上げた銀沙灘(中国の西湖の型)や、向月台が、月の光を反射して銀閣を照らすといいます。


庭園はお茶ノ井庭園ともいい、昭和6年に発掘した岩石群は枯山水庭園です。

交通案内:市バス「銀閣寺前」


電話番号:075-771-5725


駐車場:○


車椅子:○(※一部登れないところあり)


拝観時間:8:30~17:00(12/1~3/14:9:00~16:30)


見学所要時間:40分


料金:祈祷料:500円


建立:1482(文明14)年






哲学の道


哲学の道は北は銀閣寺から法然院下を通り南は若王子神社に至る疏水べりの小道です。


日本の道百選にも選ばれ、長さは約1.5キロです。


哲学者西田幾多郎が散策、思索にふけったといい、この名がつきました。


大正12年、橋本関雪画伯夫人によって両岸に植えられた桜で花のトンネルができ、川面に散り流れる花びらもひとしおの風情があります。


春、蛍、秋とオールシーズン有名な哲学の道ですが、やはり春の桜でしょう。




法然院


鎌倉時代の初め、専修念佛の元祖法然房源空上人は、鹿ヶ谷の草庵で弟子の安楽・住蓮とともに、念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を唱えられた。


1206年(建永元)12月、後鳥羽上皇の熊野臨幸の留守中に、院の女房松虫・鈴虫が安楽・住蓮を慕って出家し上皇の逆鱗に触れるという事件が生じ、法然上人は讃岐国へ流罪、安楽・住蓮は死罪となり、その後草庵は久しく荒廃することとなった。


江戸時代初期の1680年(延宝8)、知恩院第三十八世萬無和尚は、元祖法然上人ゆかりの地に念佛道場を建立することを発願し、弟子の忍澂和尚によって、現在の伽藍の基礎が築かれた。


浄土宗内の独立した一本山であったが、1953年(昭和28)に浄土宗より独立し、単立宗教法人となり現在に至っている。


通常伽藍内は非公開であるが、毎年、4月1日から7日までと11月1日から7日までの年2回、伽藍内部の一般公開を行っている。




南禅寺

1291年(正応4)亀山上皇の離宮を賜り、無関普門(大明国師)が開山。室町時代は隆盛を極め、「五山之上」に列せられました。


応仁の乱で焼失した伽藍を以心崇伝が復興。


三門(重文)は、藤堂高虎の寄進で、楼上から京都が一望でき、まさに絶景。


石川五右衛門の名ゼリフ「絶景かな」の三門は花吹雪の向こう側をさします。


境内を横切る赤レンガのアーチは明治時代に琵琶湖疏水を引いた水路閣で、桜並木が美しいです。






岡崎疏水

琵琶湖から山科を通り、京都の水を支えてきた疏水。


岡崎の疏水の流れの両側には見事な桜並木が続きます。


散歩コースとしても人気のある並木道で、春のゆったりした気持ちにぴったりです。






平安神宮


平安遷都1100年祭(明治28)に市民の総社として創建。


京都一の大鳥居をもっています。


桓武、孝明両天皇を祀り、平安京大内裏の正庁を模した応天門、大極殿など朱塗りの建築が、宮廷風の雅やかさを感じさせます。


神苑(名勝)は約3万平方メートルの池泉回遊式庭園で、東、中、西、南の4苑にわかれ、紅しだれ、花菖蒲、杜若などそれぞれの四季の花が見事。


夜の水面に映るライトアップされた桜は幻想的です。


平安神宮神苑の八重紅しだれ桜、左近の桜 谷崎潤一郎が『細雪』の中で「紅の雲のよう」と表現した平安神宮の八重紅しだれ桜。


本殿裏を囲むように位置する神苑に入った瞬間、まさに紅い雲のように空を覆っているしだれ桜の木々は圧巻です。

平安神宮は桓武、孝明両天皇をご祭神として祀っています。


平安遷都1100年を記念し、1895年に創建される時に京都御所と同じく、本殿前に「左近の桜」、「右近の橘」が植えられました。

おひなさまの雛壇にも同じ配置で「左近の桜」と「右近の橘」が飾られていますね。




*主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。

















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