京の一枚

京都 宝福寺・御本尊御開帳 2020年5/3(日・祝)※予定


久祥山と号し、曹洞宗の寺でむかし三十石船で伏見港に着いた旅人達がよく参詣したといわれる木挽町の金毘羅さんで知られている。  
もとは「伏見久郷」の内の森村にあったが、応仁の乱(1467~77)によって兵火にあい、そのため末寺であった「瑞応院」に寺号を移した。
慶長4年(1599)に薩摩国川辺郷の曹洞宗「宝福寺」の11代住職「日孝芳旭(ほうきょく)大和尚」を招き、「久祥山宝福寺」と改め、曹洞宗開山となり現在に至っている。  

また、本堂前にある金毘羅堂は、伏見城内の学文所前に安置されていたのを、元和6年(1620)、寺社奉行の山口駿賀守が、堂と「羅漢像」二体及び、豊臣秀吉・淀君が「子授成就」の祈願をし、嫡子秀頼が授かったという「陰陽石」とその秘物を当寺に置いたものといわれる。
金比羅大権現は不動明王と稲荷大明神との合体で珍しい秘仏。
秀吉と淀君ゆかりの陰陽石でも有名。
とても小さなご本尊です。

秀吉・淀君ゆかりの「子授け石」と言われる二つの石が紫の布に覆われて堂内にあり、その形を見れば「子授け石」と呼ばれる所以もわかります。
全国各地から子供の欲しい夫婦が訪れるそうです。
この日に限り公開されます。



■場 所: 宝福寺
■期 間: 2020年5/3(日・祝)※予定
■アクセス: 京阪電車「伏見桃山」駅

■お問合せ: 075-611-6037
*主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。






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